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2024年3月11日

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特別休暇制度導入のメリットとは?厚労省の新パンフレットで解説

働き方・休み方改善ポータルサイト 特別休暇制度パンフレット2023(令和5年度)を公開(厚労省)

2024年3月5日、厚生労働省は「特別休暇制度パンフレット2023」を公開しました。このパンフレットは、企業が従業員と協議を経て、特定の目的のために自由に定めることができる休暇、いわゆる法定外の休暇に関するものです。

内容には、特別休暇制度を取り入れることの利点や、既に導入している企業の実例、さらには実際にこの制度を利用している人々の感想が含まれています。これらの情報を通じて、多様な働き方や休み方を実現するための一助となるよう、制度の普及を促しています。

特別休暇制度は、従業員が個々のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を実現できるよう支援することを目的としています。企業と従業員が対話を通じ、休暇の取得理由や形態を自由に設定できる点が大きな特徴です。これにより、従業員は自身の健康管理、家族のケア、趣味や学習など、様々な目的のために休暇を活用できるようになります。

パンフレットには、特別休暇制度の導入によって得られる様々なメリットが詳しく説明されています。例えば、従業員の満足度の向上、働きがいのある職場環境の構築、企業のブランドイメージの向上などが挙げられます。また、実際にこの制度を導入している企業の事例や、特別休暇を利用した従業員の体験談も紹介されており、具体的な導入の効果や利用時のポイントが理解しやすくなっています。

厚生労働省は、このパンフレットを通じて、企業に対して従業員が自身のライフスタイルに合わせて柔軟に働ける環境を整えることの重要性を訴えかけています。特別休暇制度の導入は、従業員だけでなく企業にとっても多くの利益をもたらすとされ、働き方改革の一環として注目されています。

このように、厚生労働省は「特別休暇制度パンフレット2023」を発行し、法定外休暇を取り巻く現状とその導入によるメリットを広く伝えることで、より良い労働環境の実現を目指しています。企業各位におかれましては、この機会に特別休暇制度の導入を検討し、従業員それぞれの多様なニーズに応える職場作りを目指していただければと思います。

特別休暇制度パンフレット2023(令和5年度)はこちら

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ