労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 生産性向上とオートメーション化を目指す国土交通省の新政策 “i-Construction 2.0”

2024年4月22日

労務・人事ニュース

生産性向上とオートメーション化を目指す国土交通省の新政策 “i-Construction 2.0”

「i-Construction 2.0」を策定しました ~建設現場のオートメーション化による生産性向上(省人化)~(国交省)

国土交通省は、建設現場での生産性向上と作業効率の革新を目指し、「i-Construction 2.0」を策定しました。これは、先進的なデジタル技術を活用して労働力の不足を補い、より効率的な建設プロセスを実現する取り組みです。令和6年4月16日に公表されたこの新しい方針は、国内外の建設現場におけるオートメーション化を推進することで、労働者の負担を軽減し、安全で快適な作業環境を提供することを目的としています。

国土交通省は、2016年度からICTを駆使した建設技術「i-Construction」の導入を進めてきましたが、i-Construction 2.0は、その取り組みをさらに深化させるものです。

具体的には、施工のオートメーション、データ連携の自動化、施工管理の自動化という3つの主要な柱を設け、建設現場での人手不足解消に向けた省人化を目指しています。この新しい取り組みにより、2040年度までに建設現場の生産性を少なくとも30%向上させ、生産性を1.5倍にすることを目標としています。

さらに、国土交通省は、インフラ整備・維持管理の持続可能な実施を支援するために、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進本部を設置しました。これにより、国民生活や経済活動に不可欠なインフラの品質を維持しつつ、今後も人口減少の影響を受けずにサービスを提供できるよう計画しています。

i-Construction 2.0の具体的な内容と方針については、国土交通省のウェブサイトにて詳細が公開されています。

「 i-Construction 2.0 ~建設現場のオートメーション化~」はこちら

このような革新的な取り組みは、国土交通省が未来志向の技術を推進し、建設業界における新たな基準を確立する上での重要なステップです。i-Construction 2.0は、日本の建設業界におけるデジタル変革を加速させ、持続可能な社会基盤の構築に寄与することでしょう。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ