労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 畜産農家支援!美祢市の自給飼料生産促進事業でコスト削減

2024年11月2日

労務・人事ニュース

畜産農家支援!美祢市の自給飼料生産促進事業でコスト削減

令和6年 美祢市自給飼料生産促進事業補助金

美祢市では、畜産農家の経営を支援するために「自給飼料生産促進事業補助金」が設けられています。この事業は、配合飼料価格の高騰が続く中、畜産農家の経営を安定させるために、飼料自給率を向上させ、コスト削減を図ることを目的としています。具体的には、飼料作物の種子購入費用の1/3を補助する仕組みです。

補助対象者は、美祢市内に住所を有し、もしくはJA山口県美祢畜産部会に所属する畜産農家が該当します。これには、肉用牛や乳用牛を飼養する畜産農家が含まれています。また、畜産農家に飼料を供給する市内の耕種農家も補助対象となり、法人や集落営農組織も支援の対象です。

補助の対象となる経費は、飼料作物の種子購入にかかる費用で、飼料用米や飼料用稲は除外されます。さらに、市内の農地に作付けされるものに限り、また、畜産農家が自給飼料として利用するか、他の畜産農家へ供給する飼料として生産されるものが条件です。種子の発注日も、補助金を申請する年度内である必要があります。

補助金額は、補助対象経費の1/3、もしくは作付面積10アール当たり3,000円のどちらか少ない方の金額が支給されます。例えば、補助対象経費が8,800円で、作付面積が12アールの場合、補助対象となる経費8,000円(税抜)の1/3は2,666円ですが、100円未満は切り捨てられるため、2,600円が支給されます。また、作付面積10アールあたりで計算すると、3,000円となり、この場合は3,000円が支給されることになります。

補助金の交付申請期限は、令和7年2月28日までです。申請に必要な書類は、申請書や飼料作物利用・供給計画書、種子購入の領収書の写しなどです。これらの書類は、美祢市の公式ウェブサイトからダウンロードできます。申請書類には、別記様式が定められており、記入例も提供されているため、申請者はこれに従って提出書類を準備することが求められます。

事業を利用することで、飼料自給率の向上が期待され、結果的に畜産農家の経営安定につながるとされています。申請を希望する方は、締め切りに間に合うように必要な書類を揃えて申請を行うことが重要です。

⇒ 詳しくは美祢市のWEBサイトへ

パコラ通販ライフ