労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 相席スタートが厚生労働省依存症啓発サポーターに!新たな取り組みが始動

2024年12月16日

労務・人事ニュース

相席スタートが厚生労働省依存症啓発サポーターに!新たな取り組みが始動

厚生労働省の依存症啓発サポーターに相席スタート・山崎ケイさん、山添寛さんが就任!(厚労省)

令和6年12月4日、厚生労働省は、依存症への理解促進を目的とした普及啓発事業の一環として、お笑いコンビ「相席スタート」の山崎ケイさんと山添寛さんを依存症啓発サポーターに任命したことを発表しました。この取り組みは、アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症に対する偏見を解消し、依存症を抱える方々やその家族が適切な治療や支援を受けられる社会の実現を目指しています。

相席スタートのお二人は、今後この事業に関連するイベントや取材活動を通じて、依存症に対する正しい理解を広める役割を担います。それぞれの視点から、依存症に対するメッセージを発信することが期待されています。

山崎ケイさんは、自身が依存症について学ぶ中で、その苦しみが本人だけでなく家族にも及ぶことを知った経験を語りました。「誰にとっても他人事ではなく、正しい知識を持つことが重要です。この活動が、多くの方に依存症について知るきっかけになれば」と、サポーター就任にあたっての抱負を述べています。一方、山添寛さんは、「依存症は自分では気づかないうちに発症する病気であることを理解したい。少しでも悩む方の心が軽くなる手助けをしたい」と、自身の役割についての思いを語りました。

依存症は正しい治療と支援によって回復が可能な疾患です。しかし、社会的偏見や差別により、適切な支援を受けられない現状が課題とされています。このため、厚生労働省は依存症への正しい理解を広める活動を全国で展開しています。同省は、「依存症は病気であり、適切な支援を受けることで回復可能」と強調し、全国各地に相談窓口や専門医療機関があることを改めて呼びかけています。

今回の取り組みを通じて、依存症への偏見をなくし、一人でも多くの方が支援につながることが期待されます。問題を抱える本人やその家族は、一人で悩まず、まずは相談窓口に問い合わせることが重要です。相談先については厚生労働省の公式ウェブサイトや自治体の情報を確認することで、適切な支援を受ける道が開けるでしょう。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

パコラ通販ライフ