労務・人事ニュース

知財・無形資産の投資・活用における等身大の悩みや課題を解決！「知財経営への招待～知財・無形資産の投資・活用ガイドブック～」を公開（経産省）

特許庁が企業の知財戦略強化を目指して、「知財経営への招待〜知財・無形資産の投資・活用ガイドブック〜」を発表しました。このガイドブックは、知的財産や無形資産を効果的に活用するための具体的な方法を紹介しており、投資や活用に悩む企業にとって非常に有益な情報が満載です。

ガイドブックの発表は、企業が直面している実際の課題に基づいており、知財や無形資産の管理と活用の重要性が高まる中、適切な投資と情報開示の方法を具体的に解説しています。内容には、コーポレートガバナンス・コードの改訂や知財ガバナンスガイドラインVer.2.0の策定を踏まえ、企業が知財戦略をどのように展開すれば良いかの指南が含まれています。

具体的な内容として、自社の強みを社内で共有し、一致した認識を持つことの必要性が強調されています。多くの企業がこの点で苦労しており、自社の強みが明確でない、または認識の不一致が発生していることが、効果的な知財戦略の実施を妨げる主な障壁となっていることが指摘されています。

ガイドブックは、これらの課題を克服し、知財・無形資産の価値を最大限に引き出すための実践的なアドバイスを提供します。それには、知財部門の役割の明確化、投資と活用のための戦略的アプローチ、および情報開示の重要性と方法についての詳細な解説が含まれています。

このガイドブックは、経営層、知財部門、経営企画部門、事業部門、研究開発部門、IR部門など、多岐にわたる関係者に対して価値ある洞察を提供します。実際の事例やチェックリストを通じて、読者が自社の状況に合わせた対策を見つける手助けとなることでしょう。

特許庁のウェブサイトからダウンロード可能で、6月下旬からは全国の知財総合支援窓口及び経済産業局の知的財産室で冊子が無料で配布される予定です。企業価値を向上させたいと考えているすべてのビジネスリーダーにとって、このガイドブックは必読の資料です。

⇒ 詳しくは経済産業省のWEBサイトへ