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2024年10月31日

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福岡県 プラスチック削減に貢献!飲食店向けプラスチック代替容器導入支援制度、最大30万円の補助金で環境保全をサポート

令和6年 福岡県 テイクアウト容器等のプラスチック代替品への切替を支援します!

近年、飲食業界ではテイクアウトやデリバリーサービスの利用が拡大し、それに伴い使い捨てプラスチック製品の使用が急増しています。この問題に対処するため、県では環境負荷を軽減するための取り組みとして、飲食店が使用するプラスチック製の容器やカトラリーを代替素材に切り替える支援を開始しました。この支援制度では、紙やバイオプラスチックなど環境に優しい素材を使用した容器への切り替えを促進するとともに、SNSを活用して代替容器の利用を広く発信する取り組みを行う店舗を対象としています。

2024年4月1日から、この補助金の申請受付が開始されており、申請は予算が上限に達し次第終了するため、早めの提出が推奨されます。申請は、書類が県に届いた順に審査され、申請額が予算を超えた時点で締め切られる予定です。受付終了の案内は、県のウェブサイトで随時更新されるとのことです。

補助の対象となるのは、県内でテイクアウトやデリバリーを行う中小企業や個人事業主、社会福祉法人、特定非営利活動法人(NPO)など、営利を目的としない団体も含まれます。なお、過去に同様の補助を受けた事業者であっても、異なる店舗での容器切り替えであれば再度申請が可能です。

補助金の対象経費は、プラスチック代替品の購入費に限定されており、その半額が補助されます。ただし、1店舗につき上限は10万円であり、1申請者あたりの総額は30万円までとなっています。代替品の購入にかかる送料や手数料は補助対象外です。また、対象となる容器やカトラリーには、エコマークやバイオプラスチック認証を受けた製品、リユース可能な容器などが含まれますが、レジ袋は補助の対象外です。

さらに、この補助を受けるためには、代替容器の使用を推進する情報発信が求められています。具体的には、SNSやウェブサイトを通じて環境に配慮した取り組みを周知することが必要です。また、「ふくおかプラごみ削減協力店」や「エコふぁみ」協賛店への登録も必須条件となっています。

補助金の申請手続きは、所定の申請書類の提出から始まります。申請には、交付申請書や購入予定のプラスチック代替容器に関する見積書やカタログ、さらには営業許可証の写しなど、詳細な資料が必要です。申請が受理された後は、購入する容器や数量の変更が生じた場合、変更申請を行う必要があります。また、補助事業が完了した際には、実績報告書を提出することが義務付けられており、補助対象品の購入証明やSNSでの情報発信に関する報告が求められます。

この補助制度は、環境保全への取り組みをサポートするだけでなく、持続可能なビジネスモデルを推進するための重要な一歩といえるでしょう。飲食業界が積極的にこの機会を活用することで、地域社会全体でのプラスチック削減が進むことが期待されます。興味のある事業者は、詳細な条件や手続きについて県のウェブサイトで確認し、早めに申請を行うことをお勧めします。

⇒ 詳しくは福岡県のWEBサイトへ

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