2024年9月12日
労務・人事ニュース
空き家改修で地域活性化を目指す!最大30万円の補助金制度、利用者募集開始
令和6年 日置市 【空き家を活用しませんか】空き家改修事業費補助金
空き家を有効活用するための支援策として、空き家改修事業費補助金が提供されています。この補助金は、空き家の改修を通じて地域の定住促進を目指し、所有者や利用者に対して資金を支援するものです。補助金を受けるためには、まず改修工事に取り掛かる前に「空き家活用計画承認申請書」を提出し、その計画が承認されることが条件となります。
補助金の対象となる空き家は、築20年以上で現時点で居住者がいない建物です。また、改修後に居宅や簡易宿所として利用されることが条件となります。申請可能な期間は、新たな居住者が入居してから3ヶ月以内です。また、借家住宅や共同住宅などは補助対象外となっています。補助対象者には、個人や法人が含まれ、賃貸入居者も所有者の同意があれば補助金を活用できます。
補助対象の工事には、増改築や間取り変更、屋根の補修、壁や床の張替え、トイレや浴室の改修などが含まれますが、附属屋や浄化槽の設置工事、改修費用が30万円以下の工事は対象外です。補助金額は改修費用の3分の1以内で、上限額は相続空き家に所有者が居住する場合10万円、その他の場合は20万円から30万円となります。
手続きの流れとしては、まず「空き家活用計画書」を提出し、事業承認を得た後に改修工事を実施します。工事完了後は、住民票の異動や営業許可証をもって事業の完了を確認し、補助金交付申請書を提出します。申請書には、改修前後の写真や見積書の写し、住民票の写しなどが必要です。改修後は、5年間目的外に使用しないことが条件となっています。
また、この補助金事業は住宅金融支援機構の「フラット35」地域連携型事業と連携しており、補助金対象者は一定の条件を満たすことで、「フラット35」の金利が当初5年間0.50%引き下げられる優遇措置を受けることができます。
この支援策は、空き家を活用することで地域の活性化を図り、住みよい環境を提供することを目的としています。興味のある方は、詳細を確認し、必要な手続きを早めに進めることをお勧めします。
⇒ 詳しくは日置市のWEBサイトへ