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第5回IP BASE AWARD受賞者が決定（経産省）

革新的な技術やアイデアをビジネス成長の糧とし、その保護と活用に努めるスタートアップ及びこれを支援する個人や組織の功績を称える「第5回IP BASE AWARD」の受賞者が発表されました。この賞は、知的財産の重要性を広く認識させ、スタートアップ界隈の活性化に寄与することを目的としています。授賞式は3月1日に実施される予定です。

この賞は、特許庁がスタートアップの知的財産戦略に関する情報を提供するプラットフォーム「IP BASE」を通じて、革新性や先進性を持つ企業や個人を表彰するものです。今年度の受賞者には、ロボティクス分野で知的財産体制を確立し、他社との協業を果たした企業がスタートアップ部門のグランプリを受賞しました。その他、様々な分野で知的財産を戦略的に活用し成果を上げた企業が奨励賞を受賞しています。

スタートアップ支援者部門では、知的財産を活用した支援を行い、業界に大きな影響を与えた専門家が表彰されました。奨励賞を受賞したのは、知的財産の活性化に貢献し、特に地方のスタートアップの支援に注力している専門家たちです。

授賞式は現地での開催とオンライン配信の両方で行われ、受賞者による発表や選考委員とのパネルセッションが予定されています。参加を希望する方は、事前に登録が必要です。

「IP BASE」は、特許庁が2018年に開設した知的財産コミュニティポータルサイトで、スタートアップが直面する知的財産に関する疑問に答え、専門家とのつながりを提供することを目指しています。このプラットフォームは、知的財産の保護と活用に関する基本知識、最新の支援策、イベント情報を一元化し、スタートアップや支援者間の交流の場として機能しています。

今回のIP BASE AWARDの受賞者選出は、知的財産を活用し社会に貢献するスタートアップ及び支援者の努力と成果を讃えるものです。彼らの活動は、他の起業家や企業にとっても大きな刺激となり、日本のイノベーションのさらなる発展を促すでしょう。

⇒ 詳しくは経済産業省のWEBサイトへ