2024年11月19日
労務・人事ニュース
第7回中国国際輸入博覧会にJAPAN MALLブース登場!日本ペット産業が中国市場に挑む54社850品目の魅力とは?
第7回中国国際輸入博覧会で、日本ペット産業をPR ―ジェトロJAPAN MALL事業の一環で、中国販路開拓を支援―(JETRO)
日本貿易振興機構(ジェトロ)は、2024年11月5日から10日に上海で開催される第7回中国国際輸入博覧会に「ペットと暮らす Nature Pet&Me」をテーマとしたJAPAN MALLブースを設置し、54社・団体の850品目におよぶ日本のペット関連商品を出展しています。このブース設置は、中国での日本製品の販路開拓を支援する「JAPAN MALL」事業の一環として、特に急成長を続ける中国のペット市場を対象にしています。
中国では新型コロナウイルスの影響もあり、ペット産業が成長し続けており、2023年の市場規模は2,500億元(約4.5兆円)を突破しました。ペットフード、用品、医療サービスの需要が高まり、日本の企業にとっても大きなビジネスチャンスが広がっています。安全性や品質の高さで定評のある日本製品が中国の消費者に求められており、ジェトロはBtoBとBtoCの両面で日本企業の進出をサポートしています。
JAPAN MALLブースでは、展示内容を「衣・食・住・行」のテーマでゾーン分けし、ペットフードや用品、観賞魚の展示、またペットのデザインを施したコラボ商品などもPRしています。さらに、2025年に開催される大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が登場し、日本の文化と技術を来場者にアピールしています。
中国の来場者はブース内で商品を直接手に取ってその質感やデザインを確認でき、その場でECを通じた購入も可能です。また、ジェトロ独自のオンラインビジネスマッチングプラットフォーム「China Japan Street(中国名:日本商務館)」にも誘導し、日本企業との継続的な商談機会を提供しています。このプラットフォームは2022年10月にWeChatミニプログラム上で開始され、2024年10月時点で1,120社以上の日本企業と2万8,000人以上の中国バイヤーが利用しています。
さらに、博覧会終了後には、ジェトロが「中国国際輸入博覧会6+365日常設展示交易メインプラットフォーム」として提携している上海の「虹橋品匯」において、出品商品の常設展示やイベントが継続して行われます。この施設では、40万平方メートルの広さに商品展示場や保税倉庫が設置され、ジェトロ専有スペースに338社、1,500品目以上の日本製品が展示されています。
ジェトロは今回の出展を通じて、日本のペット関連企業の支援を一層強化し、中国市場での認知度と信頼性の向上を図ります。また、日本ペットフード協会、日本ペット用品工業会など複数の関連団体と連携し、同博覧会で唯一の日本企業取りまとめ機関として、7年連続で参加しています。
⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ