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2025年1月2日

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米沢市の補助金制度でスタートアップ支援!最大200万円の初期投資サポート

山形県米沢市 サテライトオフィス設置・スタートアップ進出推進事業費補助金のご案内

米沢市が推進する「サテライトオフィス設置・スタートアップ進出推進事業費補助金」の詳細が発表されました。この制度は、テレワークの普及や多様な働き方の推進を目的に、米沢市内で新たにサテライトオフィスや事業所を設置する企業や個人事業者を支援するものです。市は、この補助金を通じて革新的なビジネスモデルの創出や地域経済の活性化を目指しています。

補助金の対象となるのは、以下の2つのカテゴリーに該当する事業者です。まず、「サテライトオフィスの設置」を検討している企業の場合、米沢市内に本社や事業所を持たず、市内のオフィススペースを活用して新たにサテライトオフィスを設置する企業が対象となります。また、「事業所を設置するスタートアップ」に関しては、市内に本社や事業所を有しない法人登記後10年以内の企業、もしくは個人事業者が対象です。この場合、特定の投資家や機関から出資を受けていることが条件に含まれます。

補助金の対象となる事業では、いくつかの要件を満たす必要があります。具体的には、市内のオフィススペースを購入または賃借し、その場所で地元に住所を持つ正社員1名以上を雇用することが求められます。また、サテライトオフィスまたはスタートアップ事業所で、最低3年間事業を継続することが必要です。さらに、個人事業者の場合は、操業開始届の提出後30日以内に法人登記を行うことを誓約する必要があります。

補助対象となる経費には、建物の改装や設備の整備、事務機器の購入、オフィススペースの賃借にかかる費用などが含まれます。具体的には、改装費や空調・照明などの設置費用が補助対象で、その場合の補助率は1/2、上限額は200万円です。事務機器の購入費用についても同じ補助率が適用されますが、上限額はオフィス整備費と合わせて最大200万円です。また、オフィス賃借にかかる家賃や共益費(管理費)も補助対象で、12か月分相当額が支給されます。この場合の上限額は100万円です。

補助金の申請を検討される方は、まず米沢市役所産業部商工課企業立地推進室まで相談することが推奨されています。申請の流れや必要な手続きについての具体的な案内を受けることができます。

この取り組みは、米沢市内での新規事業の創出や、地域に根付いた働き方の実現を目指しており、地元経済の新たな可能性を広げるきっかけとなることが期待されています。

⇒ 詳しくは山形県米沢市企業立地ガイドのWEBサイトへ

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