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2024年10月27日

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紀の川市、防災士育成補助金制度を開始!資格取得費用を最大12,000円支援

令和6年 紀の川市防災士育成事業補助金

紀の川市では、地域の防災力を強化するために、防災士の育成を支援する補助金制度を実施しています。この取り組みは、地域で防災活動を担うリーダーを育成し、災害時の対応力を高めることを目的としています。防災士資格を取得する方が対象となり、資格取得にかかる費用の一部が補助されます。

補助金の対象となる条件は、防災士の資格を取得するために指定の講座を受講し、資格取得後に市内の自主防災組織などでリーダーとして活動する意志がある方が該当します。また、他の助成制度からの支援を受けていないことや、市税の滞納がないことも要件となります。これにより、資格を取得した後の活動が市内の防災体制の強化に直接つながることが期待されています。

支援の内容としては、防災士の資格取得に必要な費用の一部が補助されます。対象となる経費には、防災士研修センターや紀の国防災人づくり塾が実施する講座の受講料や教材費、防災士資格試験の受験料、認証登録料が含まれます。補助額の上限は12,000円で、資格取得にかかる費用の一部を軽減することができます。

この補助金の申請は、令和6年6月6日(木)から受付が開始され、申請は紀の川市役所の危機管理消防課で行われます。申請には、受講を証明する書類や、対象経費が分かる資料を添付する必要があります。申請が受理され、審査を経て補助金交付の決定がなされると、申請者に通知されます。また、申請に必要な書類や詳細は市の公式ホームページで確認でき、ダウンロード可能です。

定員は10名で、先着順となっていますので、早めの申請が求められます。受講にかかる領収書などの実績報告に必要な書類は必ず保管しておくことが重要です。

また、和歌山県が主催する「紀の国防災人づくり塾」では、防災の知識と技術を習得できる講座が開催されています。受講修了者は、「日本防災士機構」が実施する防災士資格試験の受験資格を得られ、この資格が防災士としての第一歩となります。地域での防災活動を推進するために、この講座を通じてリーダーとなる人材が育成され、地域の防災体制が強化されることが期待されています。

防災士としての役割は、災害時に地域の人々を守るために不可欠です。この補助金制度を利用することで、資格取得にかかる経済的な負担が軽減され、地域防災リーダーとしての活動に繋がります。地域防災の重要性が増している現代において、このような取り組みは地域社会全体の安全を守る上で大変意義のあるものです。興味を持った方は、ぜひ申請を検討し、地域防災の一翼を担ってください。

⇒ 詳しくは紀の川市のWEBサイトへ

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