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2024年8月31日

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経営革新を目指す中小企業向け支援!太宰府市で最大20万円の補助金提供開始

令和6年 太宰府市 がんばる中小企業補助金

太宰府市商工会が実施する「がんばる中小企業補助金」は、市内の中小企業に向けた経営革新支援のための重要な取り組みです。この補助金制度は、経営革新を承認された中小企業者が、その計画に基づいて行う事業に必要な経費の一部を補助するもので、企業の成長や革新を後押しします。補助額は対象経費の3/4で、最大20万円まで支援されます。

補助金の対象となる経費は多岐にわたり、具体的には以下のような経費が含まれます。まず、機械装置等の購入費用が挙げられます。これには厨房機器や3Dプリンターなど、業務に必要な設備の購入が含まれます。次に、広報活動に関連する費用も対象となります。例えば、看板やチラシの作成、またはホームページの構築費用などが該当します。さらに、展示会への出展費用も支援対象です。展示会の出展料や関連する運搬費用など、企業が新しい市場を開拓するための経費が補助されます。

また、製品やサービスの開発に関連する費用も対象となります。試作品の製作や包装パッケージのデザインなど、製品開発に必要な原材料や設計費用が支援されます。さらに、外注費用も対象となります。店舗の内装工事やトイレの改装、駐車場の整備など、事業所の機能向上を図るための工事費用も補助の対象となります。その他にも、商工会長が必要と認めた経費が補助される場合があります。

この補助金の申請は、令和6年9月2日から開始され、令和6年12月27日まで随時受け付けられます。ただし、予算が上限に達した場合は、締切が早まる可能性があるため、早めの申請が推奨されます。事業の実施期間は交付決定日から令和7年1月31日までとなっています。

補助金の申請にあたっては、いくつかの要件を満たす必要があります。まず、申請者は太宰府市内で商工業を営む中小企業者であることが求められます。さらに、太宰府市や他の市町村で市税の滞納がないことも条件となっています。また、経営革新の承認を受けており、その計画期間内で事業を営んでいることが必要です。これに加えて、商工会の経営改善普及事業に基づく経営指導を受けていることが求められ、原則として6か月以上の指導期間が必要です。他の商工会地区からの移転があった場合には、移転前地区での経営指導実績も含まれます。

申請の手続きは次のように進められます。まず、補助金交付申請書を作成して提出します。その後、書類のチェックが行われ、審査会にかけられます。審査が通過すると、採択者には交付決定通知書が届きます。交付が決定した後は、計画通りに事業を開始し、令和7年1月31日までに完了させる必要があります。事業が完了した後、再度書類のチェックと審査が行われ、最終的に補助金額が確定し、交付されます。

補助金申請に際して必要な書類は、補助金交付申請書や経営革新事業計画書、経営革新計画承認書(福岡県発行で申請時に計画期間中であるもの)などです。また、市税の滞納がないことを証明する書類や、直近1年分の決算書、納税申告書の写しも提出が求められます。国や県から同様の補助金を受けている場合には、その補助金に関する実績報告書や、交付先が発行した金額の確定が確認できる書類も必要となります。

この補助金制度は、太宰府市内で経営革新を目指す中小企業者にとって、貴重な支援の一環となっています。企業がこの機会を活かし、革新的な事業展開を進めることで、地域経済の活性化に寄与することが期待されています。申請に関心がある企業は、太宰府市商工会に問い合わせを行い、詳細な情報を確認することが推奨されます。

⇒ 詳しく太宰府市商工会のWEBサイトへ

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