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2024年1月26日

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群馬県、特別高圧電力価格高騰に対応する支援金制度を開始

群馬県特別高圧電力価格高騰対策支援金

群馬県は、特別高圧電力の価格上昇により経営上の困難に直面している地域内の事業者を支援するために、電気料金の上昇分を一部補助する支援金制度を実施しています。

この支援金は、群馬県内で特別高圧電力契約に基づき電力を受ける事業所(公立施設や発電施設を除く)を対象としています。大企業は、直近の営業利益率が前年同期比で低下している場合に限り支援対象となります。また、商業施設の場合は施設の管理者や運営者が支援対象となり、テナント事業者は除外されます。

支援金の対象期間は、第3回と第4回で、令和5年10月から令和6年5月までです。支援金額は、使用電力量に基づき算出され、大企業は0.9円/kWh(令和6年5月は0.5円/kWh)、中小企業は1.8円/kWh(令和6年5月は0.9円/kWh)となります。1企業あたりの支援金上限額は1億円です。予算の範囲内での支給となるため、申請状況によっては交付額が減額される可能性があります。

提出書類には、交付要綱、申請書類チェックリスト、交付申請書兼実績報告書、省電力化/再生可能エネルギー活用取組計画書が含まれます。申請主体単位での営業利益率の算出が必要ですが、群馬県内事業所単位での算出が難しい場合は全社単位でも可能です。

この支援金制度は、特別高圧電力価格の上昇による経済的影響を緩和し、地域の事業者が事業を継続できるようにするための群馬県の取り組みです。

⇒ 詳しくは群馬県のWEBサイトへ