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2025年3月14日

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茨木商工会議所が「第17回茨木まちゼミ」参加店舗を募集、3月21日締切

5~6月開催「茨木まちゼミ」、地元商店の魅力を発信する絶好の機会

茨木商工会議所は、2025年5月から6月にかけて開催予定の「第17回茨木まちゼミ」の参加店舗を募集している。「まちゼミ」は、地域の商店主や専門家が講師となり、それぞれの専門知識や技術、商品・サービスに関する情報を無料で提供するミニ講座形式のイベントで、地域活性化と商店の知名度向上、新規顧客の獲得を目的としている。全国で約2,000以上の地域、約30,000店が参加するこの取り組みは、地域の人々と事業者が直接つながる機会を提供し、商店主の人柄やこだわりを伝える場としても注目されている。

今回の「第17回茨木まちゼミ」の実施期間は2025年5月23日(金)から6月30日(月)までで、各店舗は1講座あたり6回の講座を開催することが求められる。講座の日程は各店が自由に設定できるため、自店舗の営業スタイルに合わせた柔軟な運営が可能となっている。講座形式には、店内での実施のほか、オンラインでの参加も選択可能となっており、より広範な顧客層へのアプローチが期待される。

参加対象は、茨木市内で事業を営む事業者や店舗で、茨木商工会議所の会員であれば1講座3,300円、2講座6,600円、3講座9,900円の参加費で申し込みができる。一方、非会員の場合は、1講座16,500円、2講座27,500円、3講座33,000円と設定されている。申し込み締め切りは2025年3月21日(金)で、参加を希望する事業者は、茨木商工会議所の公式ウェブサイトに掲載されている募集要項を確認し、所定の手続きを行う必要がある。

「まちゼミ」の特徴として、受講者は無料で講座に参加できるため、気軽にお店のサービスや商品を体験できる点が挙げられる。たとえば、飲食店であれば「自宅でできるプロの味」「家庭で楽しむカフェドリンクの作り方」、美容院では「髪のお手入れ術」、雑貨店では「オリジナルアクセサリー作り体験」といった講座が開催されることが多い。これにより、受講者は新しいスキルを学びながら、店舗や店主と直接交流し、関係性を築くことができる。

また、店舗側にとっては、まちゼミを通じて自社の商品やサービスの魅力を直接伝えることができるため、顧客との関係構築やリピーター獲得のチャンスとなる。さらに、講座を受けた参加者がその内容をSNSなどで発信することで、口コミによる集客効果も期待される。このように、まちゼミは単なる販促イベントではなく、地域の人々とつながり、信頼関係を築くことを目的とした継続的な取り組みである。

茨木商工会議所では、新たにまちゼミに参加を希望する事業者に対して、説明会や勉強会の参加を必須としており、初めての参加者でも安心して講座を運営できるようサポートを行っている。まちゼミの運営方法や講座の企画・運営ノウハウなどを学ぶことで、より効果的な集客やブランディングが可能となる。

地域の商店街や個人商店にとって、オンライン販売や大手チェーン店の進出による競争が激化する中、顧客との直接の接点を増やし、ファンを獲得することは重要な課題となっている。そのため、「まちゼミ」は単なる短期的なイベントではなく、長期的な顧客関係を築く戦略の一環として活用することができる。

また、まちゼミの成功事例として、過去の開催では、講座をきっかけに新たな顧客層の獲得につながったケースや、地域コミュニティとのつながりが強化された例が多数報告されている。例えば、ある飲食店では、料理教室を開催したことで新たな常連客を獲得し、イベント後の来店率が向上した。また、雑貨店では手作りワークショップを実施し、参加者がその場で商品を購入するという流れが生まれた。このように、まちゼミを活用することで、売上向上だけでなく、地域との結びつきを強化する効果も期待できる。

茨木市においても、商店街の活性化と個店の魅力発信を目的として、まちゼミの取り組みを継続的に推進しており、今後もより多くの事業者の参加を促進していく方針だ。新規顧客の獲得、店舗のブランディング、地域コミュニティとの結びつきを強化する手段として、「まちゼミ」への参加を検討することは、事業者にとって大きなメリットとなる。

参加を希望する事業者は、茨木商工会議所の公式ウェブサイトで詳細情報を確認し、申し込みを行うことが推奨される。まちゼミを通じて、地域の人々とつながり、自店の魅力を最大限に発信するチャンスを活かしてほしい。

⇒ 詳しくは茨木商工会議所のWEBサイトへ