2024年8月20日
労務・人事ニュース
融資を受けた設備資金の10%を補助!萩市での新規事業立ち上げを支援する「起業・創業支援補助金」の概要
令和6年 萩市起業・創業支援補助金
萩市では、市内での起業や創業を支援するために「萩市起業・創業支援補助金」制度を実施しています。この制度は、市内の産業振興や活性化、そして雇用の促進を目指して、起業・創業時に資金が必要な中小企業者に対して、その経費の一部を補助するものです。
この補助金の対象となるのは、自己資金が不足しているなど、起業や創業において融資を必要とする事業者です。具体的には、萩市起業化支援対策資金融資を受けている、または受ける見込みがある中小企業者で、その融資額が500万円を超え、融資期間が3年以上であることが条件となっています。
補助率は、融資を受けた設備資金の10分の1で、補助上限額は50万円です。補助金を受けるためには、起業・創業後3年間は収支の状況や収支計画を金融機関を通じて毎年報告する必要があります。
補助対象となる経費は、事業所の開設に必要となる設備費や、機械器具、備品類、外構工事、駐車場の舗装工事、看板設置費など多岐にわたります。ただし、国や地方自治体などからの他の補助金を利用して実施する経費や、人件費、家賃、光熱水費などの通常の事業活動にかかる経費は補助対象外となります。
この補助金は、原則として事業が2月末日までに完了することが条件で、同一の事業者が年度をまたいで補助金を受けることはできません。申請手続きは、商工振興課備え付けの申請書類を提出することで行いますが、補助事業の実施前に申請が必要です。
萩市での起業や創業を考えている方は、この支援制度を活用することで、必要な設備資金の一部を補助してもらい、事業のスタートをスムーズに切ることができるでしょう。詳細な情報や申請手続きについては、萩市商工振興課に直接お問い合わせください。
⇒ 詳しくは萩市のWEBサイトへ