2025年2月16日
労務・人事ニュース
製造業の魅力を伝える!「製造男子カレンダー」第2弾が登場
「製造男子カレンダー」第2弾が登場!クラウドファンディングで販売開始(西尾商工会議所)
西尾商工会議所が事務局を務める「西尾モノづくり経営研究会」は、製造業の魅力を発信する「製造男子カレンダー」の第2弾を制作し、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で販売を開始した。このカレンダーは、西尾市の製造業に従事する若手社員をフィーチャーし、業界のイメージアップを図ることを目的としている。
今回制作されたカレンダーは1000部限定で、Makuake限定価格は2000円(送料・税込)。早期割引も用意されており、プロジェクト終了後の3月16日以降、順次発送される。昨年の第1弾が好評だったことを受けての続編であり、今年も市内の製造業に携わる12社の男性従業員が登場する。参加企業は、光工業、セイワ、セイコー、岩瀬鉄工、ミワテック、杉浦製作所、キラ・コーポレーション、伊藤工業、村井鉄工、杉浦鉄工所、鈴木鉄工、柴田工業の計12社。それぞれの企業の工場を舞台に、プロのカメラマンが撮影を担当し、仕事に打ち込む姿や真剣な眼差しを捉えている。
また、単なる写真集としてではなく、製造業で働くことの楽しさややりがいを伝える工夫も施されている。各ページには、登場する従業員へのインタビューが掲載されており、日々の業務に対する想いや仕事の醍醐味が語られている。さらに、今回はボーナスページとして13カ月目の「来年4月」の特別ページを追加。ここには、今回撮影に参加したすべての従業員が集結し、一層の一体感を演出している。
カレンダーのサイズは見開きA3で、各月ごとに異なる企業の若手従業員が登場するスタイル。第1弾の際には、「社内のモチベーションが向上した」「取引先との会話のきっかけになった」「製造業に興味を持つ人が増えた」といった好評の声が多数寄せられた。これを受け、第2弾ではさらにクオリティを高め、製造業の魅力を幅広く伝えることを目指している。
製造業は、日本経済の根幹を支える重要な産業でありながら、若者の就職先としての人気が低下している現状がある。そのため、西尾市の企業では、業界のイメージ向上に向けた様々な取り組みが進められている。この「製造男子カレンダー」も、製造業の魅力を広く知ってもらうための試みのひとつだ。カレンダーを手に取った人々が、製造業の現場で働く人々の姿に関心を持ち、その仕事の価値を再認識するきっかけになることが期待されている。