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2024年4月11日

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観光地域づくりの新潮流 DMO活動強化ガイドブック

「観光地域づくり法人(DMO) による観光地経営ガイドブック」を作成(観光庁)

国内外の観光業界を取り巻く環境は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けています。この変化に対応し、観光地の効果的な経営と発展を目指して、観光地域づくり法人(DMO)の役割が注目されています。このため、観光地域の管理とマーケティングに焦点を当てた「観光地域づくり法人(DMO)による観光地経営ガイドブック」が新たに発表されました。

過去に観光庁は、DMOの登録制度や活動の指針となるガイドラインを提供し、地域の観光推進に関わる様々な情報と支援を行ってきました。しかし、世界的な観光市場の変動により、特に北米や欧州からの観光トレンドの変化が見られ、日本国内においても新たな対応が求められています。

最新のガイドブックは、実際に活動しているDMOの経験と先進的な事例を集約し、専門家の助言も取り入れたものです。これにより、DMOが直面する課題を解決し、より良い観光地域づくりを進めるための具体的な指針となることを目指しています。

このガイドブックには、効果的な観光地経営のための戦略立案やマーケティング手法、地域資源の活用方法など、実践に役立つ内容が詳しく記載されています。観光地域づくり法人が地域の観光推進において中心的な役割を果たすために、このガイドブックが重要な道しるべとなることが期待されます。

観光地の魅力を最大限に引き出し、持続可能な経営を実現するためには、DMOの機能強化が不可欠です。新型コロナウイルスの影響により、より地域に密着した観光地経営が求められており、このガイドブックはそのための実践的なツールとなります。DMOの関係者はもちろん、観光に携わる多くの人々にとって、このガイドブックが観光地域づくりの質を高め、新たな価値を生み出すきっかけとなることでしょう。

最終的に、このガイドブックは観光地域づくりの新たなスタンダードを築き、日本の観光業界全体の活性化に寄与することが期待されます。観光地域づくりに携わるすべての人々が、このガイドブックを通じて情報を共有し、協力して地域の観光を発展させるための一歩を踏み出すことが大切です。

⇒ 詳しくは観光庁のWEBサイトへ