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2024年4月16日

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詳細データが明かす市場の未来 2024年インバウンド消費動向調査

【訪日外国人消費動向調査】「インバウンド消費動向調査」として個票データの利活用を促進(観光庁)

観光庁は、訪日外国人の消費パターンをより詳細に把握するための取り組みとして、2024年4月から6月にかけて新たに「インバウンド消費動向調査」を開始することを発表しました。

この新しい調査は、以前の「訪日外国人消費動向調査」と置き換わるものであり、2024年1月から3月期に行われた旧調査は終了します。インバウンド消費動向調査では、訪日外国人旅行者一人ひとりの詳細な消費データが集められ、研究者や民間企業を含む様々な団体が利用できるようになるという特徴があります。

この変更は、訪日外国人に関するデータの利用価値を高め、観光業や関連産業にとって有益な情報を提供することを目的としています。個々の消費動向データは、具体的な観光施策の策定や市場分析に大きな助けとなることが期待されています。

新しい調査は、誰もが利用しやすい形でデータを提供することを目指しており、そのために利用申請の手続きやデータの提供方法を簡素化します。具体的な利用手続や提供方法の詳細については、今後観光庁のウェブサイトで公表される予定です。個票データの提供は、2024年9月末から開始されることが予定されています。

旧調査との比較では、新たな調査ではより幅広い利用者が対象となり、個人の消費動向に焦点を当てることで、より細かい市場の傾向や需要を理解することが可能になります。これにより、訪日外国人の行動パターンや消費傾向に基づいた、効果的な観光戦略やビジネスプランの策定が期待されます。

観光庁は、この新しい調査によって、訪日外国人の消費動向に関する豊富なデータを提供し、日本の観光産業の発展に貢献することを目指しています。新しいインバウンド消費動向調査の実施により、より多くの情報が得られ、観光業界や関連する多くの業種での活用が期待されています。

⇒ 詳しくは観光庁のWEBサイトへ