2024年8月5日
労務・人事ニュース
諫早市、太陽光発電設備導入に最大100万円の補助金
令和6年 諫早市太陽光発電導入支援事業補助金
諫早市では、再生可能エネルギーの普及とゼロカーボンシティの実現を目指し、太陽光発電設備および蓄電池設備の導入に対する補助金制度を導入します。この補助金は、個人および事業所が設置する自家消費型設備の費用の一部を支援するもので、令和6年8月1日から募集が開始されます。
募集期間は令和6年8月1日から10月31日までとなり、先着順で受け付け、予算が尽き次第終了します。補助金の交付要件は、個人設置型と民間事業者設置型に分かれています。
個人設置型の場合、太陽光発電設備については1キロワットあたり7万円の補助が提供されます。ただし、自家消費が30%以上であることが条件です。蓄電池については、その価格の3分の1が補助されますが、購入価格が1キロワット時あたり15万5千円以下であることが必要です。
一方、民間事業者設置型の場合、太陽光発電設備は1キロワットあたり5万円の補助が提供され、自家消費が50%以上であることが条件となります。蓄電池に関しては、個人設置型と同様の条件が適用されます。
共通の交付要件として、1件あたりの補助上限額は100万円となり、固定価格買取制度(FIT)や固定価格補償制度(FIP)による売電は認められません。また、蓄電池のみの導入は補助対象外です。
申請に必要な書類は、交付申請書、電力消費計画書、補助対象事業費内訳書、誓約書、委任状などで、これらはすべて諫早市の公式ウェブサイトからダウンロードできます。申請書類に不備がある場合、受付順が後回しになり、補助対象から外れることもあるため、注意が必要です。また、申請後に市から交付決定を受けた後でなければ事業に着手できません(新築住宅の場合を除く)。
工事完了後の実績報告は令和6年11月29日までに提出する必要があり、国の他の補助金と重複して受けることはできません。申請を検討される方は、まず「諫早市太陽光発電導入支援事業補助金申請の手引き」を十分に確認し、必要な書類を揃えておくことが推奨されます。
⇒ 詳しくは諫早市のWEBサイトへ