2024年3月24日
労務・人事ニュース
賃金構造を再定義 改革への道を探るワーキンググループの熱い議論
2024年1月29日 第4回賃金構造基本統計調査の改善に関するワーキンググループ 議事録(厚労省)
2024年1月29日に厚生労働省で行われた第4回賃金構造基本統計調査の改善を目的としたワーキンググループの会議には、各分野の専門家たちが集まりました。この会議では、賃金構造基本統計調査の問題点の確認と改善策の検討が行われました。会議は午後2時から約1時間10分間にわたり開催され、過去の会議で議論された事項の確認、改善報告書の案について話し合われました。
まず、統計企画調整室の飯島室長が開会の挨拶をし、委員たちへの感謝と共に会議の目的を説明しました。続いて、加藤主査が議題について説明し、賃金福祉統計室の田中室長が具体的な議題内容を詳しく紹介しました。議論では、過去の賃金構造調査の振り返りと今後の改善方針が話し合われ、様々な課題について意見が交わされました。特に実労働日数の要件や所定内給与額の扱い、外国人労働者の統計データ収集方法などが重要な議題として取り上げられました。
各委員からは具体的な改善提案や懸念点が提出され、これらの意見をもとに議論が進められました。また、会議中には統計の精度向上や報告者負担の軽減など、賃金統計調査を取り巻く環境の変化に適応するための方策が話し合われました。
会議の最後には、森川政策統括官が閉会の挨拶を行い、委員たちの貢献に感謝を表しました。この会議での議論は、賃金構造基本統計調査のさらなる改善に向けて重要な一歩となり、今後の検討会への報告としてまとめられることになりました。
会議では、賃金統計の改善に向けた具体的な検討事項が詳細に話し合われ、今後の賃金構造基本統計調査の方向性を示す貴重な機会となった様子です。
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ