2024年6月23日
労務・人事ニュース
農林水産省が病害虫発生予報第3号を発表、主要地域の発生予測
「令和6年度病害虫発生予報第3号」の発表について(農水省)
令和6年6月12日、農林水産省は「令和6年度 病害虫発生予報第3号」を発表しました。今後1か月間に予想される主要な病害虫の発生情報についてお知らせします。
まず、水稲では斑点米カメムシ類が北東北、北陸、四国の一部地域で多く発生すると予測されています。麦に関しては、関東、甲信、東海、四国の一部地域で赤かび病の発生が多くなる見込みです。野菜では、南東北、関東、北陸、東海、近畿、四国の一部地域でオオタバコガの発生が増えると予想されています。また、果樹においてはカメムシ類が関東、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州の一部地域で多発する見通しです。さらに、なしのシンクイムシ類など、地域ごとに異なる病害虫の発生が多くなると予測されていますので、各地での注意が求められます。
農林水産省の発表によると、この予報は都道府県と協力し、植物防疫法に基づいて作成されたものです。気象条件や農作物の生育状況、有害動植物の発生調査結果を分析し、有害動植物の発生予察および防除対策に関する情報を提供しています。この発生予報は、都道府県が提供する発生予察情報を総合したものであり、地域ごとの詳細な情報は各都道府県の病害虫防除所のホームページで確認できます。
詳細な情報や各地域の具体的な発生予察については、農林水産省の公式サイトおよび各都道府県の病害虫防除所のリンクをご参照ください。発生予察情報の確認と適切な防除対策を行うことで、農作物への被害を最小限に抑えることが期待されます。
⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ