2024年11月7日
労務・人事ニュース
近畿地方の宿泊施設向け!最大30万円の甲賀地場産品購入補助金
【追加募集】大阪・関西万博を契機とした甲賀の地場産品購入によるおもてなし向上事業費補助金
滋賀県甲賀市では、地域の特産品を購入し「おもてなし」に活用する宿泊施設を対象に、最大30万円の補助金が提供される追加募集が開始されています。この補助金は、令和6年度を対象に甲賀市の地場産品を購入する近畿地方の宿泊施設を支援するもので、信楽焼、甲賀の茶、地酒、薬、木材などの地域特産品をお客様のもてなしに利用することが条件です。
補助金の目的は、地場産品の消費拡大と販路の新規開拓です。物価高や原油価格の上昇によって影響を受けている地元の事業者をサポートし、事業の維持と発展を促すことが期待されています。また、関西で開催される大阪・関西万博を契機に、インバウンドを含む旅行者に甲賀の特産品や観光情報を広め、地域の活性化を図る狙いがあります。
補助対象となる宿泊施設は、近畿地方の2府4県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、奈良県)に位置し、旅館業法に基づく営業許可を受けた施設です。さらに、甲賀市の特産品を宿泊客に提供することや、甲賀市の観光パンフレットを施設内に設置して観光誘致に協力することも条件の一つです。これにより、地域の観光資源を広くアピールし、観光客を呼び込むことが期待されています。
補助金の上限は30万円で、補助対象経費の3分の2が支給されます。補助対象経費には、甲賀市内の事業者から購入した地場産品の費用や、それに関連する設置工事費が含まれます。特に信楽焼の食器や調度品、甲賀の茶や地酒、薬、木材を使用した内装工事などが具体例として挙げられています。
申請手続きは、事前申し込みが必要で、その後、補助候補者が決定されます。もし、申込数が予算を上回った場合は抽選が行われ、結果は令和6年12月下旬に通知される予定です。事業が完了した際には、実績報告書の提出が必要で、完了後30日以内、または年度末の3月31日までに報告書を提出しなければなりません。
この補助金制度を利用するためには、必要な申請書類や条件を十分に確認し、期間内に正確に手続きを行うことが求められます。宿泊施設の運営者は、この機会を活用し、地域の特産品を取り入れることで、施設の魅力を高めるとともに、甲賀市の観光促進にも貢献することができるでしょう。
⇒ 詳しくは甲賀市のWEBサイトへ