2025年2月2日
労務・人事ニュース
運送業界必見!健康管理と飲酒運転防止を学ぶ無料セミナー、定員900名の詳細公開 令和7年2月17日開催
「プロドライバーの健康管理・労務管理の向上、飲酒運転防止による事故防止に関するセミナー」を開催します(国交省)
国土交通省が令和7年2月17日に開催する「プロドライバーの健康管理・労務管理の向上、飲酒運転防止による事故防止に関するセミナー」は、事業用自動車の運転者を対象に、事故防止の最新取り組みや実例を紹介する重要な場となっています。特に運送業界では、運転者の健康管理や労務管理が重大な課題とされており、このセミナーを通じて、企業が具体的な対策を学ぶことが期待されています。
本セミナーは、対面とオンラインのハイブリッド形式で行われ、参加費は無料です。対面形式は東京都港区で行われ、90名の定員に対して先着順で参加が可能です。一方、オンライン形式ではZoomを活用し、最大900名までの参加が可能となっています。この規模感は、多くの企業にとって学びの機会を提供する一方で、質の高い情報共有を実現する設計となっています。
セミナーのプログラムには、多岐にわたる内容が含まれています。国土交通省の代表者が開会挨拶を行い、直後に「健康起因事故及び飲酒運転の防止に係る国土交通省の取り組み」が紹介されます。この取り組みでは、近年増加傾向にある健康問題が原因での交通事故や、未然に防ぎたい飲酒運転に焦点を当てた施策が議論されます。
また、経済産業省からの講演では、「健康経営の推進」に関する具体的な実施例や効果が取り上げられ、業界全体での健康管理の重要性が強調される予定です。さらに、ヤマト運輸株式会社の成功事例として、健康診断の再検査受診率を98%まで向上させた実践的な方法が詳しく説明されます。このようなデータは、参加者にとって説得力のある指針となるでしょう。
セミナー後半では、特定非営利活動法人ASKの代表が厚生労働省と国土交通省のガイドラインを活用した飲酒運転防止対策について講演します。このガイドラインの活用方法や、企業内での実践例を紹介することで、参加者が即時に自社で取り組みを開始できる内容となっています。最後に、京王電鉄バス株式会社の安全技術部長による講演が予定されており、飲酒運転防止の現場レベルでの具体的な施策が共有されます。
本セミナーの申し込みは、2025年1月24日午後2時からスタートし、定員に達し次第締め切られます。対面参加とオンライン参加の申込リンクはそれぞれ異なるため、応募者は注意が必要です。さらに、申し込みが完了すると登録者には確認メールが送付され、当日はこの受講票を提示することで参加が可能になります。
企業にとって、本セミナーは単なる情報収集の場ではなく、業務改善のヒントを得る貴重な機会です。特に運転者の安全対策を強化したいと考える企業は、このセミナーで得られる知見を活用することで、組織の安全文化をさらに向上させることができるでしょう。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ