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2024年1月19日

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鉄道業界の新たな課題 カスタマーハラスメントの撲滅に向けた取り組み

令和4年度、鉄道係員を対象としたカスタマーハラスメントの件数が全国で1,124件に上ることが明らかになりました。これを背景に、暴力行為や不当な要求、言葉の圧力などを含むカスタマーハラスメントの問題に対処するため、関係者との連携を深め、対策を進めることが重要とされています。これらの行為は、鉄道の安全運行やサービスの質に悪影響を及ぼす可能性があるため、対策の強化が求められています。

このため、迷惑行為に関する連絡会議が令和元年度よりJRや大手民鉄各社とともに設立され、令和5年12月21日に第5回の会議が開催されました。会議では、初めてカスタマーハラスメントの現状についても詳細に把握・共有されました。

会議では、令和4年度に全国で発生した鉄道係員への暴力行為件数(569件)やカスタマーハラスメント件数(1,124件)が報告され、痴漢行為を含む迷惑行為や鉄道利用マナーの向上に向けた取り組みについて情報交換が行われました。

今後も、関係者間の協力をさらに強化し、鉄道利用環境の改善に努めていく予定とのこと。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ