2024年7月5日
労務・人事ニュース
長崎県、DXによる交通事業効率化を支援、補助金受付中
令和6年 長崎県地域公共交通デジタル化等推進支援事業費補助金
長崎県は、地域の公共交通事業者がデジタル技術を導入し経営効率化や生産性向上を図るための支援を強化しています。これに伴い、「長崎県地域公共交通デジタル化等推進支援事業費補助金」の交付が決定しました。この補助金は、公共交通事業者がデジタル化による業務改善を進めるための経費を支援するものです。交付にあたっては、補助金の適正な運用を確保するための法律や規則に基づいて行われます。
対象となる事業者は、路線バス、タクシー、鉄道、軌道、航路の各事業者です。各事業者には長崎県内に本社または支社を有していることや、公共交通事業を継続して行う意志があること、県税の滞納がないことなどの条件が求められます。また、暴力団と関わりのない事業者であることも必要です。
補助対象経費は、国の地域公共交通確保維持改善事業費補助金交付要綱および地域における受入環境整備促進事業補助金交付要綱に基づく経費のうち、デジタル化に関する経費が含まれます。補助金額は、補助対象経費の10分の7以内であり、国庫補助金額を差し引いた額となります。ただし、1千円未満の端数は切り捨てとなります。
申請受付期間は2024年7月5日までとなっており、申請書類はメールまたは郵送で提出する必要があります。郵送の場合は追跡可能な方法で送付することが推奨されます。提出書類には事業計画書、収支予算書、国庫補助金の内示額がわかる資料、県税納税証明書などが必要です。
この補助金を活用して、公共交通事業者はデジタル技術を導入し、経営の効率化とサービスの向上を図ることが期待されています。地域の交通インフラの改善に向けた取り組みとして、関心のある事業者はぜひ申請を検討してください。
⇒ 詳しくは長崎県のWEBサイトへ