労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 電気料金高騰に立ち向かう栃木県の新策!中小企業向け補助金

2024年2月8日

労務・人事ニュース

電気料金高騰に立ち向かう栃木県の新策!中小企業向け補助金

栃木県 特別高圧受電中小企業等支援補助金(第3~4期)について

栃木県が中小企業や関連組合を支えるため、「栃木県特別高圧受電支援策」として補助金の提供を開始しました。この取り組みは、電気料金の急激な上昇に対処し、特に高電圧で電力を受ける事業者の経済的負担を軽減することを目的としています。この補助金は、電気・ガス価格の変動に強い影響を受けているが、政府の既存の支援策の対象外である特定の事業者に焦点を当てています。

対象となるのは、7,000ボルト以上の特別高圧で電力を受ける契約を結んでいる栃木県内の中小企業や工業団地協同組合、商業施設を運営する企業です。これには、電気料金を共同で負担する小規模事業者も含まれます。ただし、大企業や一定の要件を満たさない団体はこの補助金の対象外です。

補助金の額は、2023年10月から2024年3月までの期間に使用した電力量に基づき、1kWhあたり1.8円が計算されます。この支援は、特に中小企業が直面している経済的な挑戦を軽減するために設計されています。

申請に関しては、2024年の2月1日から3月15日までが第3期の申請受付期間となり、第4期は5月1日から6月14日までです。申請手続きは、電子メールまたは郵送により行うことができ、必要な書類は栃木県の公式ウェブサイトからダウンロード可能です。申請の際には、過去に補助金を申請したことがある場合でも、内容に変更がなければ一部の書類提出を省略できる場合があります。

この補助金は、中小企業が現在直面している電力コストの増加という課題に対処するための重要な支援策です。栃木県は、地域経済の安定と発展を支援するため、このような取り組みを通じて事業者を支えていきます。

⇒ 詳しくは栃木県のWEBサイトへ