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2024年2月23日

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電気通信技術者の給与水準が平均5.4%アップ!最新の改定内容とは?

令和6年3月から適用する電気通信関係技術者等単価について(国交省)

3月より、電気通信業界で働く技術職の給与が見直されることになりました。この改定は、国が行った最新の賃金調査に基づくもので、技術者全体の給与水準が平均5.4%アップする見込みです。これにより、業界全体の平均給与は30,800円へと上昇し、これまでの最高記録を更新しました。

給与の改定は、過去13年間で連続して行われており、今回の改定も技術者たちの給与水準の向上を目的としています。具体的には、電気通信技術者と点検技術者の2つの職種が対象で、それぞれの平均給与が前年度比で5.2%、5.5%の増加が見込まれています。

改定の背景には、技術者たちの時間外労働を減らすために必要な費用の反映があります。また、近年10年間の給与の伸び率を見ると、一貫して給与が増加しており、業界全体の給与水準が着実に向上していることが分かります。

今回の給与改定により、電気通信設備の設置や保守、点検に従事する技術者たちの給与が全職種を通じて引き上げられることになります。この改定は、電気通信設備工事や保守業務等を発注する際の積算基準としても使用されます。

給与改定の具体的な内容としては、基本給、各種手当、臨時給与(賞与等)、実物給与(食事の提供等)が含まれますが、時間外労働や休日労働の割増賃金など、特定の条件下での追加手当は含まれません。

この改定は、公共事業における電気通信施設の工事や点検業務の積算に役立てられるものであり、技術者たちの生活向上とともに、業界全体のサービス品質向上にも寄与することが期待されています。

興味のある方は、国土交通省の公式ウェブサイトや直接問い合わせにより、さらに詳細な情報を得ることができます。

「令和6年3月から適用する電気通信関係技術者等単価について」はこちら

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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