2024年4月4日
労務・人事ニュース
革新的な更新!国土交通データプラットフォームで道路工事情報の透明性が向上
国土交通データプラットフォームの新バージョンをリリース(国交省)
国土交通省は、国土交通データプラットフォームの新バージョンをリリースしました。この更新により、ユーザーはより多くのデータにアクセスしやすくなり、機能が向上しています。新たに追加された機能には、浸水想定区域にある施設の集計と位置把握を簡単に行える機能、地図画面での検索や3次元表示の改善、道路工事情報の詳細な可視化が含まれています。また、利用者向けのAPIも拡張され、データの検索範囲や取得内容が充実しました。
特に注目すべきは、「地図から検索」機能の導入です。これにより、ユーザーは地図上で直感的に情報を検索し、3次元での表示がワンクリックで可能になりました。さらに、浸水想定区域内の施設に関するデータを集計するアプリ「ソナエル」が開発され、複数の施設に関する情報を検索し、集計結果を画像やCSV形式で出力できるようになりました。
道路工事情報に関しても大幅な改善があり、直轄道路工事や高速道路会社の工事データが検索可能になり、工事の設計図面や実績情報をダウンロードできます。これにより、工事に関連する情報の透明性が高まり、より詳細な情報にアクセスしやすくなりました。
データ連携も強化され、自然災害伝承碑や工事図面データなど、新たに3つのデータベースが追加されました。これにより、国土交通省が保有する情報と民間のデータが組み合わされ、ユーザーはより多様な情報を一元的に検索・閲覧できるようになりました。
このバージョンアップは、国土交通省が推進するデジタルトランスフォーメーションの一環として行われました。利便性の向上だけでなく、災害時のリスク管理や都市計画の効率化にも貢献することが期待されています。プラットフォームの更なる発展に向け、国土交通省はユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れ、更新を続ける方針です。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ