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2024年3月11日

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食の選択における新しい波 – 健康志向と経済性のバランス

「食に関する志向 「健康志向」と「簡便化志向」が上昇 ~(日本政策金融公庫)

日本政策金融公庫が最近行った調査によると、食に関する日本人の嗜好が明らかになりました。特に、健康を重視する傾向、手軽さを求める動き、そして経済的な観点からの選択が主流であることが判明しました。この調査は、全国の20代から70代までの男女2000人を対象に行われ、インターネットを通じて実施されました。

健康を重視する傾向は、45.7%の人が挙げ、前回調査から3.4ポイントの増加を見せました。これは、年齢層を跨いで一貫して見られる傾向で、特に高齢者の間でその割合が高くなっています。一方で、経済性に関する志向は、前回調査と比べて若干低下しましたが、依然として40%以上の人がこの観点を重要視しています。簡便化に対する需要も増加しており、特に60代で大きな上昇が見られました。

消費者が日常的に購入する食品に関しては、68.4%の人が価格に関する懸念を最も強く感じていることがわかりました。また、食品添加物や食品ロスに対する懸念も高い割合で報告されています。

有機農産物の購入頻度については、月に1回以上購入している人の割合が56.9%に達し、特に70代でその割合が高いことが明らかになりました。有機農産物に対するイメージは、健康に良いと感じている人が最も多く、安全・安心、環境に配慮しているという印象も強いです。

この調査から、食に関する消費者の意識が多方面にわたって変化していることがうかがえます。健康、経済性、便利さを重視する傾向が強く、また有機農産物に対する関心も高まっていることが示されました。消費者のニーズに応えるためには、これらの傾向を理解し、それに合った商品開発やサービスの提供が求められるでしょう。

「食に関する志向 「健康志向」と「簡便化志向」が上昇 ~「経済性志向」も2半期連続40%超えの高水準を維持~ <消費者動向調査(令和6年1月調査)>(PDFファイル329.8 KB)」はこちら

⇒ 詳しくは日本政策金融公庫のWEBサイトへ

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