2024年11月28日
労務・人事ニュース
飯塚市が農業支援!物価高騰対策で最大100万円の支援金
令和6年 飯塚市農業物価高騰対策支援事業
令和5年1月から令和5年12月までの農業収入を対象に、飯塚市が農業者や畜産業者を支援する「農業物価高騰対策支援事業」が発表されました。この事業は、物価高騰の影響を受けた農業経営者の負担を軽減し、営農を継続できる環境を整えることを目的としています。市内に住所を有する個人や事業所を有する農業法人が対象で、農業収入額に応じた支援金が給付されます。
支給対象は、市内で農産物や畜産物の生産・販売を行い、令和6年度もこれを継続する農業者や畜産業者です。農業者の場合、農業法人を含め、令和5年中に農業収入を得ていることが要件です。畜産業者においては、飼養する家畜の状況を県知事に報告済みであることや、畜産業が主たる収入源であることが条件に含まれています。個人の場合、収入に関する申告が必要です。
支援金の金額は、農業収入に応じて細かく設定されています。例えば、収入が300万円未満の場合、農業者には1万円、畜産業者には2万円が支給され、収入額が増加するごとに支援金も増額されます。最高額は、収入が2億1,000万円以上の場合で、農業者・畜産業者ともに100万円です。この支援金は課税対象であり、確定申告または市県民税の申告が必要です。
支給申請の受付期間は、令和5年11月15日から複数の会場で行われ、混雑を避けるため地域に関係なくどの会場でも申請可能です。また、令和5年11月26日から12月24日までの期間は、市役所本庁や各支所でも受け付けています。申請には、専用の申請書や家畜頭羽数報告書などの必要書類が求められます。
支援金の支給は、申請受付後に行われる事務処理を経て、令和7年2月から3月を目途に指定の口座へ振り込まれる予定です。対象者は早めの申請を心掛け、必要な書類を漏れなく準備することが重要です。
この事業は、物価高騰による影響を軽減し、地域農業の安定化と持続可能性を目指すもので、該当する農業者・畜産業者にとって大きな支援となるでしょう。
⇒ 詳しくは飯塚市のWEBサイトへ