2024年10月24日
労務・人事ニュース
高松市、太陽光発電設置に補助金!最大65万円の支援受付開始
高松市 令和6年度自家消費型家庭用太陽光発電設備等設置費補助事業
令和6年度の「高松市自家消費型家庭用太陽光発電設備等設置費補助事業」は、既存住宅に太陽光発電設備や蓄電システムを導入する際の費用を支援する取り組みです。高松市はゼロカーボンシティの実現に向け、自家消費型の太陽光発電設備導入を推進するため、この補助金制度を実施しています。補助金は、予算の範囲内で提供され、申請の受付は令和6年10月1日から開始され、11月29日までの期間で予約申請が受け付けられています。
申請の流れは、まず設備工事前に補助金交付予約申請を行い、その後に設置工事が完了したら交付申請を行います。予約申請を行わずに設置工事を開始すると、補助金の対象外となるため、注意が必要です。予約申請は提出順に受け付けられ、予算が上限に達した時点で受付が終了します。交付申請の締め切りは令和7年1月31日で、これを過ぎると補助金は受けられません。
この補助制度の特徴は、太陽光発電設備と蓄電システムの両方を設置することが条件である点です。また、FIT(固定価格買取制度)やFIP(市場価格連動買取制度)を利用しないことが求められており、発電した電力の少なくとも30%以上を自家消費することが必須です。さらに、補助対象となる蓄電システムの価格は、1kWhあたり税抜きで14.1万円以下でなければなりません。
補助金額は、太陽光発電設備については1kWあたり8万円(上限45万円)、蓄電システムについては設置費用の3分の1(上限20万円)です。この補助を受ける際、国や県、市から他の補助金や助成金との併用はできない点にも留意する必要があります。
予算総額は1,300万円であり、令和6年10月15日時点では、受付件数5件で2,680,000円がすでに予約されており、残りの予算は10,320,000円となっています。したがって、興味のある方は早めに申請手続きを進めることが推奨されます。
また、補助対象となる設備の設置には、補助金交付要綱に定められた基準が適用されます。特に、既築住宅への設置が対象で、新築住宅への設備設置は補助対象外です。さらに、設備導入後は、J-クレジット制度などの環境価値の創出が禁止されているため、これらの制限についても理解した上で申請を進めることが重要です。
申請の提出方法は郵送のみとなり、書類の到着日を確認できる方法での提出が求められます。手続きに関する詳しい情報や必要な様式は、公式サイトからダウンロードできるため、事前に確認しておくとスムーズな申請が可能です。
今回の補助事業は、地域の脱炭素化に向けた大きなステップであり、太陽光発電や蓄電システムの導入を検討している既築住宅所有者にとって、導入コストを大幅に軽減する機会となります。興味がある方は、早めの対応を心がけることが成功の鍵となるでしょう。
⇒ 詳しくは高松市のWEBサイトへ