労務・人事ニュース

令和6年 高松市需要開拓促進事業（新市場販路開拓）補助金

高松市では地元の中小企業の新たな市場への挑戦を後押しするため、「新市場販路開拓補助金」を設けています。この補助金は、高松市内の中小企業が自社の製品やサービスを国内外の見本市やオンラインプラットフォームに展示するための費用の一部を支援するものです。目的は、これらの企業の市場拡大を助け、地域経済の活性化を図ることにあります。

補助金の対象者は、高松市内に事業所を構え、既に事業収入がある中小企業で、市からの専門的指導を受ける意思がある事業者です。補助金の適用を受けるためには、事前に市が行う専門的指導を受けた上で申請を行う必要があります。

補助金は、主に広告宣伝費、出展費、委託費などの経費をカバーします。具体的な補助の枠組みとして、国内外の物理的見本市への出展を支援する「国内枠」と「国外枠」、さらにオンライン見本市や越境ECモールへの出展を支援する「オンライン枠」が設定されています。補助率はいずれも3分の2で、国内とオンライン枠は最大35万円、国外枠は最大55万円の支援が受けられます。

申請の手続きには、まず事前相談の申し込みが必要で、その受付は2026年5月14日から開始されます。事前相談では具体的な申請準備についての指導を受けることができ、このプロセスを経て初めて補助金の申請が可能となります。事前相談の窓口は電子的な手続きが基本で、申込票を記入して電子添付する形で行います。

高松市はこの補助金を通じて、地元企業の新たなビジネスチャンスの創出を支援し、持続可能な経済成長を目指しています。興味のある事業者は、申請期間内に必要な手続きを進めることが推奨されます。この機会を活用して、事業の新たな展開を図りましょう。

⇒ 詳しくは高松市のWEBサイトへ