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2024年8月20日

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高齢者福祉の充実を目指す町の新たな支援策、老人クラブに対する総額388,000円の補助金交付が開始

令和6年 長崎県佐々町 老人クラブへの補助金

町では、高齢者福祉の向上を目的として、老人クラブに対して補助金を提供しています。この補助金は、町内で活動する老人クラブ連合会および各支部の活動を支援するためのもので、地域社会における高齢者の健康づくりや介護予防、そして地域支え合いの促進を図ることを目的としています。

老人クラブ連合会に対する補助金は、主に3つの事業に対して交付されます。まず、老人クラブ連合会の活動促進を支援する助成があります。この助成は、各連合会が行う活動に対し、基準額として388,000円に加え、会員数に応じた額(1人あたり245円)が支給されます。また、健康づくりや介護予防支援を目的とした事業に対しては、事業に要した経費のうち6万円を上限に補助が行われます。さらに、地域支え合い事業については、3万円を上限とする補助が提供されます。ただし、これらの補助額は長崎県との協議を経て決定されるため、最終的な金額が変動する可能性があります。

この補助金を受けるためには、各老人クラブ連合会は申請書を提出する必要があります。具体的には、活動促進事業費補助金交付申請書、事業計画書、収支予算書、そして誓約書が必要です。また、実績報告として、活動実施報告書や決算書の提出も求められます。補助金の交付が決定した後は、交付請求書を提出することで、補助金が支払われます。

一方、単位老人クラブに対する補助金については、活動に必要な経費を対象に支援が行われます。この補助金は、1クラブあたり年間で64,424円(3,702円×12月+20,000円)が支給されます。ただし、こちらも長崎県との協議の結果、補助額が変動する場合があります。

単位老人クラブが補助金を受け取るためには、支部活動補助金交付申請書、事業計画書、収支予算書、誓約書の提出が必要です。そして、実績報告として活動実施報告書や決算書を提出し、その後、交付請求書を提出することで補助金が支払われます。

補助対象となる経費については、詳細が定められており、該当する経費については事前に確認することが推奨されます。補助金の申請に関する窓口は、佐々町役場の住民福祉課福祉班となっています。興味のある老人クラブは、早めに申請手続きを進めることをお勧めします。

この補助金制度は、高齢者が地域社会で健やかに生活できる環境を整えるためのものであり、多くの老人クラブがこの制度を活用して、地域の活性化に貢献しています。クラブの活動が地域社会において重要な役割を果たしていることを考えると、この補助金はクラブ運営の大きな支えとなることでしょう。興味のある団体は、詳細を確認し、早めに手続きを進めるよう心掛けると良いでしょう。

⇒ 詳しくは佐々町のWEBサイトへ

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