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2024年9月6日

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鳥取市、既存住宅の断熱改修に最大120万円の補助金を提供

令和6年 鳥取市脱炭素先行地域づくり既存住宅断熱改修促進事業費補助金

鳥取市では、既存住宅の断熱改修を促進するための補助金制度を提供しています。これは、エネルギー消費効率の向上を目的とし、主に居間や日常生活で多くの時間を過ごす居室を対象に、高性能建材を用いた断熱改修を支援するものです。

この補助金は、環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」を財源とし、鳥取市が交付金を利用して個人に補助金を提供する「間接補助事業」となっています。補助の対象となる経費は、断熱材や窓、ガラス、玄関ドアなどの高性能建材の購入費用と、それらの設置に必要な工事費用です。補助率は経費の2/3であり、戸建て住宅の場合、1戸あたりの限度額は120万円で、そのうち玄関ドアの補助上限は5万円です。一方、集合住宅では1戸あたり15万円が上限で、玄関ドアの補助上限も同じく5万円です。

補助対象経費には、対象製品の購入費や取付費が含まれますが、養生費や清掃費、設備工事費などは補助対象外です。改修箇所としては、居間や主たる居室が必須で、これらを含まない改修は補助の対象外となります。

補助金を申請できるのは、鳥取市の脱炭素先行地域に住宅を所有し、居住している個人で、市税の未納がない方に限られます。申請の締め切りは、年度の12月10日までですが、予算が上限に達した場合は、申請受付が早期に終了することがあります。また、補助金交付が決定した場合、その年度の2月末日までに実績報告を提出する必要があります。

申請は、必要書類を揃えて鳥取市のスマートエネルギータウン推進室まで提出する必要があります。申請は先着順で審査されるため、早めの対応が推奨されます。

今回の補助金制度は、住宅のエネルギー効率を向上させるだけでなく、地域全体の脱炭素化を推進するための重要な取り組みです。申請を希望される方は、申請手引きや関連書類をよく確認し、申請期間内に必要書類を揃えて提出してください。

⇒ 詳しくは鳥取市のWEBサイトへ

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