2024年9月6日
労務・人事ニュース
鳥取県、最大10万円の補助金で小規模飲食店の全面禁煙化を推進!受動喫煙防止対策事業の申請受付中
令和6年 鳥取県 鳥取県受動喫煙防止対策支援事業補助金
鳥取県では、「望まない受動喫煙」を防ぐため、小規模な飲食店を対象に施設の全面禁煙化を推進する支援事業を展開しています。この支援事業は、健康増進法の一部改正に伴い、特に小規模飲食施設に対して受動喫煙防止対策の義務が強化されたことを受けて実施されるものです。
補助金の対象となる施設は、客席の床面積が100平方メートルを超えない既存の飲食提供施設です。ただし、資本金が5000万円を超える大規模会社や、その関連会社は対象外となります。この条件に該当する施設が、受動喫煙防止のために壁紙やカーテンの改装、喫煙室の撤去などを行う場合、その費用に対して補助金が支給されます。
補助金の補助率は、対象経費の3分の2で、1施設あたりの補助金上限は10万円までとなっています。また、補助金の申請は1施設につき1回のみ可能です。なお、補助金を受けた施設は、事業完了後に全面禁煙を実施する必要があります。ただし、施設が廃業した場合はこの限りではありません。
申請にあたっては、事業開始の20日前までに所定の書類を提出する必要があります。申請時には、施設の客席面積がわかる平面図や、作業を依頼する事業者の情報、導入予定の用品カタログなどが求められます。事業完了後には、実施報告書や領収書、事業前後の写真などを提出し、補助金を申請する流れとなっています。
この支援事業の申請や問い合わせは、鳥取県福祉保健部健康医療局健康政策課、または最寄りの保健所で受け付けています。申請期限や詳細については、必ず事前に確認することが推奨されます。施設の改装や禁煙化を検討している小規模飲食店は、ぜひこの機会に補助金を活用し、受動喫煙防止対策を進めてください。
⇒ 詳しくは鳥取県のWEBサイトへ