2024年12月1日
労務・人事ニュース
麻績村「小さな産業づくり支援事業」で地域創業を応援、最大45万円の補助
麻績村小さな産業づくり支援事業
麻績村では、地域資源を活用した創業を支援する「小さな産業づくり支援事業」を実施しています。この事業は、村民が主体となり地域資源を生かした事業を創出することで、地域の活性化や産業振興、さらには所得増加を目指すものです。創業を考えている方々にとって、夢を形にするためのきっかけとなるこの制度は、村内で新たな産業の芽を育てる重要な支援策となっています。
対象となるのは、麻績村内に住所を有する3人以上のグループや団体で、事業内容としては地域資源を活用した新規創業や規模拡大が含まれます。例えば、研修会や先進地視察、試験栽培、加工・販売、さらには機械の購入やリースといった事業経費が補助対象です。ただし、人件費や維持費、慶弔費、借入金の償還などは対象外となります。
補助金は、経費の90%以内で支給され、上限額は45万円です。この補助金を活用するには、年度内に事業を完了させることや、収益性のある自立運営可能な計画であることが求められます。事業申請後には外部審査員による審査・評価が行われ、採択が決定される仕組みです。また、採択時には審査結果に基づき意見や条件が付される場合があります。
さらに、この支援事業では事業開始後も報告義務が課されます。年度内に収支決算書や領収書、事業写真などを含む報告書を提出する必要があり、事業内容や費用に変更が生じた場合には、変更申請書を提出することが求められます。ただし、変更額が30%以内の減額の場合は申請は不要です。
支援の特徴として、事業費の70%までを概算払いで受け取ることができる点が挙げられます。これにより、事業開始時の資金負担を軽減できる仕組みが整っています。ただし、事業計画の継続性が保たれない場合、補助金の一部返還を求められる可能性があるため、長期的な視点での計画が重要です。
麻績村のこの取り組みは、地域資源を活用した創業支援を通じて、地域社会の活性化と持続可能な発展を目指すものです。興味をお持ちの方は、麻績村役場村づくり推進課へお問い合わせください。
⇒ 詳しくは麻績村のWEBサイトへ