2025年7月6日
労務・人事ニュース
令和7年 エアコンまたは冷蔵庫買い換えで最大5万円補助、奥州市が12月26日まで受付中
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最終更新: 2025年7月5日 22:35
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令和7年 第3次奥州市省エネ家電買換促進補助金
岩手県奥州市では、エネルギー価格の高騰によって増加する家庭の経済的負担を軽減し、温室効果ガスの排出量を削減することを目的とした「第3次奥州市省エネ家電買換促進補助金」が実施されています。この補助制度は、2025年6月23日から同年12月26日までの期間中に、省エネルギー性能に優れたエアコンまたは電気冷蔵庫へ買い換えた市民を対象に、補助金を交付するものです。予算上限に達した家電については、その時点で受付が終了しますので、早めの申請が推奨されます。
補助の対象となる家電は、省エネルギー基準達成率が100%以上であるエアコンと電気冷蔵庫に限られています。これらの基準は、日本産業規格C9901に基づいて設定されており、エアコンは2027年度、冷蔵庫は2021年度を基準年としています。対象製品を選ぶ際は、統一省エネラベルの確認が必要であり、省エネ性能が視覚的に分かるように工夫されたラベルを参考にすることで、適格な製品選定が可能になります。
購入にあたっては、市内に所在する「おうしゅうエコ事業所」に登録された店舗または事業所で新品かつ未使用の製品を購入する必要があります。インターネット販売や通販で購入した製品は対象外であるため、地域内経済の活性化という観点でもこの制度は意義深いものとなっています。また、家電の買い換えに際しては、旧製品と同種の家電であること、リースまたはレンタル品ではないこと、他の補助制度との併用を行っていないこと、製造業者の保証があることなど、細かな要件が設けられています。
補助の対象となる購入期間は、令和7年6月23日から11月30日までとされており、申請は12月26日までに完了する必要があります。補助金の金額は、家電本体価格(税抜)の3分の1以内で、上限は5万円となっています。たとえば、145,000円の家電を購入した場合は48,300円が補助され、200,000円の家電であれば上限額の5万円が交付されます。ただし、1世帯につき1回限りの申請であり、エアコンまたは冷蔵庫のいずれか1台のみが対象です。複数台の合算申請は認められていません。
申請には多くの書類が必要であり、特に注意すべきは、旧家電の型式番号が確認できる写真や保証書の提出が義務付けられている点です。申請時に必要な書類としては、申請書兼請求書、領収書やレシートの写し、保証書、品質表示板の写真、家電リサイクル券の写し、申請者の本人確認書類、振込先口座の確認資料などがあり、申請内容の正確性を確保するためにも、事前の準備が重要です。
補助金の申請方法は、奥州市役所の各支所窓口に直接提出する方法、もしくはマイナポータルやLoGoフォームを利用したオンライン申請となります。郵送や電子メールによる受付は行っておらず、申請の受付は平日午前8時30分から午後5時15分の開庁時間内に限られます。また、予算の執行状況は随時更新されており、2025年6月23日時点では、エアコンは10,000,000円の予算に対して申請受付額が350,000円、進捗率3.5%、冷蔵庫は1,014,700円で進捗率10.1%となっており、まだ余裕がある状態です。
補助金交付は、申請内容の審査が完了し、支給が決定された後、指定口座に振り込まれます。提出書類に不備があると申請が無効になる可能性があるため、各種書類は丁寧に確認してから提出することが求められます。また、補助金の交付は購入者とリサイクル券の排出者が同一である必要があるなど、制度運用上の厳格なルールが設けられています。
この制度は、家庭における省エネ意識の醸成を促進するとともに、地球温暖化防止に向けた市民参加型の取り組みとして、社会的意義が大きいといえます。また、地域の販売事業者を通じた購入を奨励することで、地域経済への波及効果も期待されています。制度の利用を希望する方は、申請期間内の早期手続きを意識しつつ、適切な製品の選定と書類の準備を進めることが重要です。
⇒ 詳しくは奥州市のWEBサイトへ