2025年7月21日
労務・人事ニュース
令和7年 最大1万円補助!松茂町が実施する防災用品購入支援制度で家庭の備えを強化
-
常勤・サービス業界の看護師/即日勤務可/シフト
最終更新: 2025年7月21日 09:34
-
訪問看護ステーションでの在宅における健康管理のお仕事/即日勤務可/シフト
最終更新: 2025年7月21日 09:34
-
常勤・医療業界の看護師/車通勤可/即日勤務可/シフト
最終更新: 2025年7月21日 09:34
-
常勤・医療業界の看護師/駅近/残業なし/即日勤務可
最終更新: 2025年7月21日 07:05
令和7年 松茂町みんなで備える減災対策事業補助金
徳島県松茂町では、住民の防災意識を高め、南海トラフ巨大地震や豪雨・台風といった自然災害に備えるため、「みんなで備える減災対策事業補助金」の制度を実施しています。この補助金は、町民が自らの安全を守るために行う防災用品の購入や、家具の転倒を防ぐための器具の設置にかかる費用の一部を支援するものであり、対象となる事業に対して町が予算の範囲内で補助金を交付します。
対象となるのは松茂町に住民票を有し、実際に町内に居住している住民で、補助金の交付は令和5年度から令和7年度までの事業に対して実施されます。令和7年度の受付期間は令和8年3月末までと定められており、予算がなくなり次第受付は終了となるため、早めの申請が推奨されます。
補助の対象となる事業は大きく二つに分かれています。一つは「防災用品購入事業」で、もう一つは「家具転倒防止対策事業」です。「防災用品購入事業」では、非常持出袋や保存水、非常食、携帯トイレ、モバイルバッテリー、懐中電灯、ホイッスル、救急セットなど、日常の中で備えやすい防災用品の購入が対象です。これらの用品の購入費用に対して、購入金額の3分の1が補助され、1世帯あたり1万円が上限とされています。対象となる用品は幅広く、たとえば保存年限3年以上の非常食やサバイバルブランケット、携帯ラジオや感震ブレーカーなど、災害時に即時活用できるものが明確に定義されています。
もう一方の「家具転倒防止対策事業」では、自宅内のタンスや本棚などの家具に対してL型金具やつっぱり棒、連結チェーン、粘着マットといった転倒防止器具を取り付けた場合、その購入および設置に要した費用の10分の8を補助します。ただし、1世帯あたりの上限は5,000円となっており、こちらも10円未満の端数は切り捨てとなります。設置費用も対象に含まれるため、専門業者による取付けを依頼した場合にも一定の補助が受けられます。
どちらの事業についても補助は1世帯につき1回限りですが、過去に令和4年度以前に同様の補助金を受けていた場合でも、令和5年度以降に新たな申請を行うことが可能です。これにより、過去に最低限の備えをした世帯が、さらに補強・拡充を行うことを後押しする仕組みが整っています。
申請にあたっては、補助金申請書兼実績報告書を提出し、領収書や施工内容がわかる書類を添付する必要があります。申請後に交付決定がなされると、補助金交付請求書を提出して実際の助成金が支給されます。申請書類は町のホームページからダウンロードでき、問い合わせや書類の提出は松茂町危機管理課が窓口となっています。
この補助制度は、単に物品の購入を助成するだけでなく、自助努力を促進し、町全体の防災力を底上げする効果があります。企業の担当者や地域活動に取り組む方にとっても、従業員や地域住民への防災意識向上の取り組みとして活用でき、CSR活動や地域貢献としての意義も大きいといえるでしょう。
⇒ 詳しくは松茂町のWEBサイトへ