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2025年5月21日

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令和7年 最大6か月間の滞在支援「おためしナガノ2025」、引越し費や交通費を長野県が補助【申込は5月26日まで】

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令和7年 長野県「おためしナガノ2025」の参加者募集

長野県では、テレワークや地方移住に関心を持つIT関連事業者を対象に、地域との関わりを気軽に始められる取り組みとして「おためしナガノ2025」の参加者募集を開始しました。この事業は、移住やサテライトオフィスの開設などを検討している個人事業主や企業に対し、実際に長野県での生活やビジネス環境を体験できる期間を提供するもので、今年で11期目を迎える人気プログラムです。

「おためしナガノ」は、最大でおよそ6か月間、長野県内での活動を支援する制度であり、長野県が参加者に対して引越し費用や交通費といった一部経費の補助を行います。これは、地方での新たなライフスタイルや働き方に興味を持っているものの、いきなり移住や拠点開設に踏み切るのが難しいと感じている方にとって、非常に現実的な第一歩となる仕組みです。長野に居住しての生活はもちろん、東京などの事業拠点と行き来しながらの二拠点生活にも対応しており、柔軟なライフスタイルを尊重した制度設計が特徴です。

この取り組みは、長野県内での就職を目的としたものではなく、あくまでIT分野を中心とした事業者が、地域との接点を持ちながらビジネスの可能性を探ることを目的としています。現地でのネットワーキングや新たな市場との接触、また地域課題を解決するための実証実験の機会など、参加者には実務的かつ実践的なメリットも期待できます。過去の参加者からは、地域とのつながりが思いもよらないビジネスチャンスに発展したという声も寄せられており、単なる移住体験にとどまらない実績を積み上げてきた事業でもあります。

参加を希望する場合は、所定の申込様式に沿った申請書類を準備し、「ながの電子申請サービス」内の申込フォームからアップロードする必要があります。申込書類には、参加希望者の経歴書および顔写真、さらに事業計画書が含まれており、いずれもWord形式で作成された指定のフォーマットを使用します。申請はオンラインのみ受け付けており、郵送やメールでの申込みはできません。ファイルの容量は30MB以下でなければならないため、提出前の確認も必要です。

申込の締切は令和7年5月26日(月)の17時までとされており、これを過ぎるといかなる理由でも受付は行われません。期限厳守での申請が求められるため、余裕をもって事前に書類の作成と申請手続きを行うことが重要です。また、提出書類の内容が不備なく整っていることが審査の前提となるため、細部にわたるチェックも忘れずに行う必要があります。

本制度の大きな魅力は、県外在住者でも事業拠点を維持したまま参加できる点であり、従来の移住施策とは異なり、より現実的で柔軟なアプローチが可能となっています。ITやクリエイティブ分野のフリーランス、スタートアップ、小規模法人などが、長野という地域で新たな価値を生み出すことに挑戦できる土壌が整っており、働き方や暮らし方の再設計を図る好機となることでしょう。

また、実際に地域と接点を持つことで、単なる支援金や経費補助だけでなく、長期的なビジネスの拠点や新サービスの展開といった広がりが生まれる可能性もあります。全国各地でテレワークや多拠点生活が定着しつつある中、このような制度は、都市部と地方の架け橋として重要な役割を果たしているのです。

新たな挑戦を前向きに考えている事業者の方は、この機会に「おためしナガノ2025」への参加をぜひ検討してみてください。長野での半年間が、あなたのビジネスに大きな変化をもたらすかもしれません。

⇒ 詳しくは長野県のWEBサイトへ

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