2025年7月8日
労務・人事ニュース
令和7年 最大6万円支給!目黒区がテイクアウト向けエコ容器導入費用を全額補助
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「夜勤なし」/正看護師/整形外科/リハビリテーション科/内科/病院
最終更新: 2025年7月10日 22:35
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「ブランクOK」/准看護師・正看護師/小児科/クリニック/車で通えます
最終更新: 2025年7月10日 22:35
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「夜勤のみOK」/准看護師/有料老人ホーム/介護施設/夜勤バイト/残業ありません
最終更新: 2025年7月10日 22:35
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介護職員/実務者研修/初任者研修/介護老人保健施設/デイサービス/日勤のみ
最終更新: 2025年7月11日 03:00
目黒区 令和7年度エコテイクアウト補助金
令和7年度、目黒区ではプラスチックごみによる環境負荷の軽減を目指し、テイクアウトや持ち帰りを行う区内の事業者を対象とした「エコテイクアウト推進補助金」の支給を開始しています。この制度は、環境に優しいエコ容器包装の導入やリユース容器の活用を進めることで、地球温暖化や海洋ごみなどの地球規模の課題への対応を支援するものです。対象となるのは、目黒区内に店舗や施設を構える法人や個人事業主、商店街、団体などで、使い捨てプラスチック製容器に代わる紙や木、草、竹といった自然素材の容器、あるいは繰り返し使用可能なリユース容器を用いて食品を提供している事業者です。
補助金の申請には、いくつかの要件を満たす必要があります。まず、事業者が今年度にこの補助金の交付を受けていないことが前提となっており、加えて、目黒区が作成する啓発物の配布や、店頭などへのステッカー掲示に協力できることが求められます。さらに、テイクアウトだけでなく、食べ残しの持ち帰りといった食品廃棄削減につながる取り組みにも対象が広がっている点が特徴です。
補助の対象経費には、令和7年4月1日から令和8年1月31日までに支出した費用で、環境配慮素材のエコ容器包装の購入費および、リユース容器の購入や借上げに関する費用が含まれます。補助金の金額は最大6万円で、その内訳はエコ容器包装に3万円、リユース容器に3万円までとなっています。助成率は対象経費の10分の10と非常に高く、実質的に導入費用の全額が補助される仕組みです。ただし、補助金額は1,000円未満を切り捨てた金額となりますので、申請金額の確認には注意が必要です。
申請期間は令和7年5月1日から12月26日までと定められており、先着順での受付が行われるため、予算上限に達した時点で受付は終了となります。郵送の場合は締切日当日の消印が有効で、メールでの提出は締切日の23時59分までに到着したものに限り受理されます。窓口での提出は原則として受け付けていないため、申請を検討している事業者は事前に必要書類を整え、郵送またはメールでの対応を進める必要があります。
対象となる容器の仕様については明確な条件が設定されており、紙、木、草、竹などを用いたプラスチックを含まない素材の既製品であること、またリユース容器においては高温殺菌や洗浄が可能で、衛生的に繰り返し使用できる構造であることが条件とされています。なお、導入した容器については、食品衛生法や食品表示法などの関連法規を遵守する必要があり、持ち帰り食品の提供については消費者庁や厚生労働省が示すガイドラインを参考にすることが求められています。
この補助金は、事業者の経済的負担を軽減するだけでなく、環境保全の意識向上や持続可能な社会づくりにも寄与する重要な施策です。また、参加事業者として認定された店舗は、区のウェブサイトなどで紹介される可能性もあり、企業の環境配慮型経営としての認知度向上にもつながります。補助対象となる容器の詳細や申請書類の様式、手引きなどは、目黒区の公式サイトで確認でき、手続きの流れを理解した上での申請が推奨されます。
⇒ 詳しくは目黒区のWEBサイトへ