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2025年5月25日

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令和7年 最大7万円補助、上島町が省エネ家電買換支援で光熱費とCO₂排出を同時に削減

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令和7年 上島町省エネ家電買換え補助金

上島町では、家庭の電力使用に伴う経済的負担を軽減し、同時に地球温暖化対策を推進する目的で「省エネ家電買換え補助金」の制度を実施しています。この制度は、エネルギー消費の多い家庭用電化製品をより省エネ性能の高い製品に買い替える際に、その費用の一部を町が補助するというもので、対象となるのはエアコン、冷蔵庫または冷凍庫、テレビ、そしてLED照明器具の4品目です。特に注目すべきは、購入価格の2分の1以内という高い補助率と、品目ごとに最大5万円、全体で最大7万円まで補助が受けられる手厚い制度内容にあります。

対象となる製品は、2025年4月1日以降に上島町内の店舗または事業所で購入された新品に限られており、インターネットを通じての購入や中古品は補助の対象外とされています。また、実際に使用される家庭で設置・使用されること、既存の家電製品を撤去すること、統一省エネラベルにおいて星3.0以上の評価を受けていることが条件となっています。このラベルは、省エネ性能が視覚的に分かる重要な指標であり、年間の電気料金の目安なども確認できます。

特にLED照明器具については、既存の蛍光灯製品の段階的廃止(いわゆる2027年問題)を見据えたものであり、町民に対して早めの更新を促しています。LED照明器具の補助金は1世帯あたり最大2台まで、合計2万円が上限となっています。

申請の受付期間は、令和7年4月1日から5月31日までの2か月間です。申請は世帯につき1回のみ可能であり、申請多数により町の予算(1,000万円)を超えた場合は抽選が行われます。抽選の有無については、申込期間終了後に町の公式サイトなどで公表されます。抽選が行われる場合、当選者には「補助金申請予定者決定通知書」が送付され、それに基づいて家電の購入と申請手続きが進められます。抽選がなかった場合や、予算に余裕がある場合は、通常通りの申請で補助が受けられます。

補助金の交付までの流れは段階的に定められており、まずは抽選申込、次に補助金交付申請兼実績報告、そして補助金の請求という3ステップが基本となります。各段階で必要となる書類には、住民票の写し、領収書、製品保証書、リサイクル券の写し、設置確認用の写真などがあります。写真については紙での提出が必須となっており、スマートフォンなどで撮影したものは自身で印刷して提出しなければなりません。また、交付請求時には通帳などの口座情報がわかる資料も必要です。

補助金の交付は遅くとも令和8年3月までに行う必要があり、書類提出は2月までに完了するよう求められています。補助金制度は町の地域経済の活性化にも貢献しており、町内の小売業者での購入を条件としている点も、地域循環型経済を推進する重要な要素となっています。

この制度は、光熱費削減を目指す家庭だけでなく、町内の事業者や家電販売店にとってもメリットのある仕組みです。省エネ性能に優れた家電製品は、長期的に見て電気代の大幅な削減につながるため、補助金を活用することで実質的な費用負担を抑えながら生活の質を高めることが可能となります。

⇒ 詳しくは上島町のWEBサイトへ

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