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2025年8月6日

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令和7年7月11日公開、「言葉の情報サイト」で常用漢字表から敬語動画まで学べる新サービス

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「言葉の情報サイト」を公開(文化庁)

文化庁は、令和7年7月11日に新たなウェブサービスとして「言葉の情報サイト」を文化庁の公式ホームページ上で公開しました。このサイトは、日本語に関する正しい知識や理解を深め、日常生活や仕事の中での言葉の使い方に迷った際に役立つ情報を提供することを目的としています。誰もが気軽にアクセスでき、視覚的にも分かりやすい構成になっているため、年代や職業を問わず幅広いユーザーにとって有益な情報源となることが期待されています。

今回の公開にあたっては、従来から提供されていた文字や文法に関する基本資料だけでなく、最新の情報を盛り込んだ動画コンテンツも新たに用意されています。特に、敬語や慣用句の使い方については、文字情報だけでは理解しづらい微妙なニュアンスや使い分けも、視覚と音声を通じて直感的に学べる構成となっており、学習効果が高い内容です。動画を活用することで、例えばビジネスシーンにおける言い回しや、フォーマルな文章の組み立て方など、実際の使用場面を想定した実践的な理解が深まるでしょう。

このサイトには、「常用漢字表」や「送り仮名の付け方」など、国が示す言葉の目安となる公式資料も掲載されており、信頼性の高い情報が網羅されています。また、文化庁が毎年実施している「国語に関する世論調査」の結果も閲覧可能となっており、日本語に関する社会的な意識の変化や、言葉の使われ方に関する世代間の違いなどもデータとして確認できます。これにより、言葉の変化を客観的に捉える材料としても活用できる内容になっています。

さらに、公用文の作成に関する情報も掲載されており、自治体や企業の広報担当者、教育機関の職員など、文章作成を業務とする人々にとっては特に実務的な参考資料となります。公文書にふさわしい文体や表現、正しい文法の運用方法などを確認できるため、誤解を生まない、正確で読みやすい文書作成をサポートする機能が充実しています。

「言葉の情報サイト」は単なる辞書的な役割を超え、日本語に対する理解と運用力を高めるための学習ツールとしても活用できる内容です。今後、日本語教育や企業内研修、学校教育の現場などでの利用も想定され、文化庁が掲げる「ことばに対する感性と理解を育む」という目的に沿った教育資源としての価値が高まることが期待されます。

このように、「言葉の情報サイト」は、個人が正しい言葉を学び、適切に使うための支援を行うと同時に、企業や団体にとっても言葉の信頼性を担保する情報基盤となります。ビジネスシーンにおける円滑なコミュニケーションの土台づくりや、企業内文書の品質向上にも大きく寄与する可能性を秘めており、採用や研修、広報活動などにも積極的に活用されることが期待されます。

⇒ 詳しくは文化庁のWEBサイトへ

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