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2025年5月18日

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夜の鹿沼を楽しむ新ツール「ナイトカヌマップ」、23店舗を一挙掲載して話題に

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地元名物「かぬまシウマイ」掲載店9店、鹿沼の食と夜をめぐる観光マップ完成

鹿沼市の夜の魅力を新たなかたちで発信する取り組みとして、鹿沼商工会議所青年部(鹿沼YEG)がこのほど「ナイトカヌマップ」を初めて作成しました。このナイトカヌマップは、鹿沼市中心部にある夜間営業の飲食店を対象に、地域の夜の経済活動を活性化させる目的で企画されたもので、地元住民のみならず市外から訪れる観光客にも鹿沼のナイトライフを広く知ってもらうための情報ツールとして位置づけられています。

マップには、居酒屋やバー、スナックなど23店舗が掲載されており、それぞれのお店の特色や営業時間、所在地などがわかりやすく紹介されています。なかでも注目すべきは、そのうち9店舗が鹿沼市のご当地グルメとして知られる「かぬまシウマイ」を取り扱っている点です。かぬまシウマイは、地元食材を活かし、観光客だけでなく地元の人々からも根強い人気を誇る鹿沼の名物であり、マップを手にした人が飲食店を巡るなかで自然と地域の味を体験できるよう工夫されています。

このマップは紙媒体だけでなく、鹿沼商工会議所の公式ホームページにもPDF形式で掲載されており、スマートフォンなどからも簡単にアクセスできるよう配慮されています。これにより、訪問者が移動中や現地での滞在時に手軽に情報を取得できるほか、事前に訪問先を決めておくなど観光計画にも役立つ設計となっています。また、インバウンド需要やデジタルシフトが進む現代に対応し、デジタルとアナログの両方の接点を用意することで、より幅広い層の利用者に対応しています。

鹿沼YEGがこのようなマップ作成を手がけた背景には、コロナ禍を経て厳しい状況に置かれた夜間営業の飲食店を支援したいという強い思いがあります。感染症拡大の影響で多くの店舗が営業時間の短縮や営業停止を余儀なくされた時期を乗り越え、少しずつ活気を取り戻しつつある今、地域としての魅力を再び発信することは経済的な復興の第一歩でもあります。マップの作成には、掲載店舗との丁寧な対話や情報収集が重ねられ、それぞれの店舗が持つ魅力やストーリーが伝わる内容に仕上げられています。

また、ナイトカヌマップの効果は観光面だけにとどまりません。このような地域密着型の情報発信は、地元の人々にとっても「自分たちの街の魅力」を再発見するきっかけとなり、飲食店への足を運ぶ動機づけにもつながります。鹿沼市の夜のにぎわいを取り戻し、地域経済の循環を促進するうえでも、こうした取り組みは重要な役割を果たしているのです。

さらに、企業の採用戦略においても、こうした地域活性化の事例は注目すべきポイントとなります。地域に根差した活動を積極的に展開することで、地元志向のある求職者に対して企業の魅力を高めることができます。また、飲食業界や観光関連産業を志望する若者にとっては、自分が働く地域がどのような魅力を持ち、どのように発信されているかを知ることが、キャリア選択の大きな要素となり得ます。

鹿沼YEGが掲げる「地域のために動く若手経済人のネットワーク」というビジョンは、今回のナイトカヌマップにも反映されており、商工会議所青年部が地域とどのように向き合い、行動しているかがよく表れています。単なる飲食店の紹介ツールにとどまらず、地域コミュニティのつながりを強化し、鹿沼の未来を共に創るための実践的な取り組みと言えるでしょう。

今後、このマップを活用したスタンプラリーや地域イベントとの連携など、さらなる展開も期待されており、継続的な情報発信と地域支援が進められることが見込まれます。鹿沼市の夜を楽しむ入口として、ナイトカヌマップはその可能性を大いに広げているのです。

⇒ 詳しくは鹿沼商工会議所のWEBサイトへ

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