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2025年7月18日

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小樽で始まる移住起業支援、「おたる移住起業者マップ」掲載店舗を随時募集開始

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地図上でわかる起業のリアル、小樽市がGoogleマップ活用の移住者支援ツールを公開

北海道小樽市で移住者の起業支援を目的とした新たな取り組みが始まっています。小樽商工会議所が運営する移住者コミュニティ「おたる『ひと旗』クラブ」では、小樽に移住して起業した方々の店舗や活動を可視化し、移住希望者や地域住民とのつながりを深めることを目的とした「おたる移住起業者マップ」をこのたび公開しました。このマップはGoogleマップ上に展開されており、店舗ごとにピンが立てられ、クリックすると移住者のプロフィールや店舗情報、サービス内容などを確認できるようになっています。

この取り組みは、移住後に起業した人々を支援すると同時に、これから小樽への移住を検討する人々にとって、地域での実際の生活やビジネスのイメージを具体的につかむための参考資料としても期待されています。とくに、実際に店舗を構えた先輩移住者の声やサービス内容を地図上で一覧できる仕組みは、これまでにない実用的な移住支援ツールとして注目されています。

現在、この「おたる移住起業者マップ」では掲載店を随時募集しています。対象となるのは小樽市内で事業を営む移住者で、UIJターンによる起業者も歓迎されています。掲載希望者は、専用の申し込みフォームに必要事項を入力し、店舗写真などをアップロードすることで登録申請が完了します。小樽商工会議所では「お店の紹介や集客、問い合わせにつながり、新しいビジネスの可能性が広がる」として、幅広い事業者の参加を呼びかけています。

このマップの公開により、従来の情報誌やホームページとは異なる視点から小樽の地域経済と移住支援が連携する形が生まれており、地域に根差した起業活動の見える化と情報の蓄積が一体となって推進されている点が大きな特長です。デジタル地図という誰もがアクセスしやすいツールを活用しているため、観光客や市民、他地域の事業者など、幅広い層が閲覧しやすい構成となっているのも利点です。

企業の採用活動や地域連携を重視する事業者にとっても、このマップはさまざまな活用の可能性を秘めています。たとえば、地域で働く社員に移住者支援の一環として情報提供することができ、企業として地域定着を後押しする姿勢を明示する材料にもなります。また、他業種とのコラボレーションを図る際のネットワークツールとしても機能し、マップ上で興味のある業態やサービスを把握して、連携に向けたアプローチを行いやすくなります。

今後も小樽市では、移住と定住の促進、さらには持続可能な地域経済の形成に向けて、こうした取り組みを継続的に進めていく方針です。すでに移住して起業した方々にとっても、マップへの掲載は新たな集客チャネルとなり得るため、広報力や地域への影響力を高める手段として活用価値の高い施策といえるでしょう。掲載は無料で、オンラインから手軽に申請できるため、該当する方には積極的な参加が期待されています。

⇒ 詳しくは小樽商工会議所のWEBサイトへ

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