労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 茅ヶ崎市 令和7年 芸術に挑む子どもたちを支援、市が文化応援金を創設し5,000円支給

2025年7月6日

労務・人事ニュース

茅ヶ崎市 令和7年 芸術に挑む子どもたちを支援、市が文化応援金を創設し5,000円支給

Sponsored by 求人ボックス

令和7年 茅ヶ崎市 はばたけ、子どもたち!文化芸術活動応援金制度

子どもたちの夢の舞台を後押しするため、本市では「はばたけ、子どもたち!文化芸術活動応援金」という新たな支援制度を設けました。この制度は、音楽、演劇、美術、舞踊などの文化芸術分野において、全国大会または国際大会に出場する児童・生徒を対象に、応援金を支給するものです。対象となるのは、18歳に達した年度の3月31日までの間にある本市在住の市民であり、県大会以上の選考を通過し、全国または国際的な舞台に立つ資格を得た個人または団体です。

特例として、18歳以上でも高校等に在学している場合は対象に含まれることがあり、さらに、予選会への出場が免除されているケースでも、大会主催者がそれを認めている場合は支給対象とされます。応援金の額は個人には一律5,000円、団体には出場したメンバーの人数に応じて5,000円を上限に支給されますが、出場メンバーが11人以上の場合には、支給総額が5万円を超えないように調整され、1人あたりの金額は50,000円を人数で割った金額となります(小数点以下は切り捨て)。

支給を受けるには、出場者や団体が市民であることを示す証明書、出場者名簿(団体のみ)、大会の概要と選考基準を記載した資料、そして振込先の情報などを持参し、文化推進課へ直接申請する必要があります。また、市長が必要と認めるその他の書類を求められる場合もありますので、事前の確認が重要です。

なお、応援金の対象外となるケースもあり、同一年度中に一度応援金を受け取っている場合や、単に交流を目的とした大会への出場、または予選会に参加したすべての選手が自動的に出場できる大会については支給対象外とされます。また、学校の授業の一環として行われる大会出場は対象外ですが、部活動としての出場は例外として対象になります。

応援金の支給対象に認定された場合は、文化推進課から正式な通知が届きます。支給額は少額であるものの、子どもたちの文化芸術活動に対する自治体の支援姿勢を表す重要な施策であり、本人や家族、指導者にとって大きな励みとなります。こうした取り組みは、若い世代が芸術活動を継続し、さらに高みを目指して羽ばたくための足がかりとなり、地域全体の文化力向上にもつながると期待されています。

文化や芸術分野は、成果が数値で評価されにくい分野であるにもかかわらず、長期間にわたる練習や準備が求められるため、経済的な支援が大きな助けになります。この応援金制度は、そうした現場の実情に即した支援のあり方として注目されています。

⇒ 詳しくは茅ヶ崎市のWEBサイトへ

パコラ通販ライフ