2025年4月29日
労務・人事ニュース
衝突・予防・緊急通報で90%の総合得点、ホンダ「WR-V」が最高評価を獲得
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最終更新: 2025年5月1日 11:34
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ホンダ「WR-V」がファイブスター賞を獲得! ~2024 年度自動車アセスメントによる評価結果公表第4弾~(国交省)
令和7年4月16日、国土交通省および自動車事故対策機構(ナスバ)が共同で実施する2024年度自動車アセスメントの評価結果において、ホンダ「WR-V」が最高評価となる「ファイブスター賞」を受賞したことが発表されました。安全性能を多面的に評価するこの制度は、消費者にとって信頼性の高い指標となっており、今回の発表はホンダの技術力と安全設計の総合力を証明するものといえます。
「ファイブスター賞」の獲得には、予防安全性能、衝突安全性能、そして事故自動緊急通報装置の3項目すべてにおいて極めて高い評価を得る必要があります。今回の評価において、WR-Vは予防安全性能で95%(82.22点/85.8点満点)、衝突安全性能で86%(86.01点/100点満点)、事故自動緊急通報装置では100%(8点/8点満点)という極めて優秀なスコアを記録し、総合得点率は176.23点/193.8点で90%となり、満点に迫る結果を叩き出しました。これにより、「★★★★★(ファイブスター)」の称号が与えられたのです。
ホンダ「WR-V」が高く評価された背景には、最新の安全設計思想が随所に反映された車体構造と先進の運転支援システムが挙げられます。衝突安全性能においては、事故発生時に乗員に加わる衝撃を可能な限り緩和するための独自の衝撃吸収構造を採用しており、乗員保護だけでなく、相手車両に与える影響まで考慮したボディ設計がなされています。また、6つのエアバッグを標準装備し、前方・側面・カーテン型の配置により、様々な衝突状況に対応して乗員を守る体制が整っています。
予防安全性能の面でもWR-Vは非常に優秀です。すべてのグレードに先進の運転支援システムが標準装備されており、中でも注目されるのが急アクセル抑制機能と、拡張された衝突被害軽減ブレーキシステムです。急アクセル抑制機能は、アクセルとブレーキの踏み間違いによる誤操作を防ぐものであり、高齢者を含むすべてのドライバーにとって有益な安全機能です。また、衝突被害軽減ブレーキは、従来の対象物や作動範囲にとどまらず、交差点など複雑な状況でも作動するよう評価基準が見直され、WR-Vはこの新基準にも対応済みです。
さらに、事故自動緊急通報装置では「先進型」に分類されており、事故の発生を自動的に通報するだけでなく、乗員の傷害予測に関する情報も含めて通報を行う機能が評価されています。これは、事故発生時における救命対応の迅速化に大きく貢献するものであり、安全性能を超えた社会的インフラとの連携強化に寄与しています。
2024年度からは、新たな評価項目として「交差点での事故対応に関する衝突被害軽減ブレーキ」や、「相手車両への影響を含む新オフセット前面衝突評価」などが導入され、安全性能の評価がより現実に即した内容へとアップデートされています。こうした評価基準の変更により、過去に高評価を受けた車種であっても点数を維持するのが難しい中で、WR-Vが高得点を記録しファイブスター賞を受賞したことは、その安全設計が一歩先を行くものであることの証明と言えるでしょう。
また、交通標識認識システム(TSR)などの先進装備についても2024年度より評価項目に加えられましたが、WR-Vはこの機能も搭載しており、ドライバーの認知支援を高いレベルで実現しています。こうした多様な先進技術の搭載が、WR-Vのトータルセーフティの完成度をさらに高めています。
今回の評価結果は、単に一車種の性能にとどまらず、自動車メーカーの安全設計への姿勢や、社会全体における交通安全意識の向上にもつながるものです。企業にとっては、こうした安全性能の高さを備えた車両を業務用として導入することにより、社員の安全確保やリスクマネジメントの一環としても大きなメリットをもたらします。特に、営業車や社用車として車両を運用している企業にとっては、予防安全技術や事故発生時の対応能力がコスト削減と従業員の安全を両立する重要なポイントになります。
また、採用担当者の視点から見ても、安全性能に優れた車両の導入は企業ブランディングの一助となります。従業員の安全に配慮する企業であるという姿勢は、求職者にとって安心感を与えるだけでなく、ESGの観点からも好印象を与える要素となり得ます。企業文化としての「安全へのこだわり」を象徴する手段として、WR-Vのような車両の導入を検討することは、組織の価値向上に直結するでしょう。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ