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2024年6月28日

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観光庁発表 2024年4月の国内旅行取扱額は約158億円、前年比でほぼ横ばい

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主要旅行業者の旅行取扱状況速報(2024年(令和6年)4月分)(観光庁)

2024年6月14日、観光庁は2024年4月の主要旅行業者による旅行取扱状況の速報を発表しました。このデータによると、国内旅行の取扱額は前年同月比で横ばいだった一方で、海外旅行や外国人旅行の取扱額は前年を上回りました。特に海外旅行の総取扱額は2023年4月と比較して約154%増加し、2019年4月と比較しても約51%の水準に達しました。外国人旅行の総取扱額は前年同月比で約109%増加し、2019年同月比で約93%となりました。国内旅行は前年同月比でほぼ変わらず、2019年同月比では約70%にとどまりました。

これらのデータは、主要旅行業者43社・グループの取扱状況をまとめたものです。なお、2019年のゴールデンウィークは10連休(4月27日から5月6日)だったことを考慮する必要があります。

2023年4月の取扱額と比較した2024年4月の取扱額は以下の通りです。海外旅行の取扱額は約84億円で前年同月の約55億円に対して154.2%増加しました。外国人旅行は約24億円で前年同月の約22億円に対して109.4%増加しました。国内旅行は約158億円で前年同月の約158億円とほぼ同水準でした。総取扱額は約266億円で、前年同月の約234億円に対して113.6%の増加となりました。

旅行取扱人数についても報告されています。海外旅行の取扱人数は約2万人で前年同月の約7千人に対して278.5%の増加となりましたが、2019年同月の約12万人に対しては16.3%の水準にとどまりました。外国人旅行の取扱人数は約1.3万人で前年同月の約9千人に対して136.8%増加しましたが、2019年同月の約6万人に対しては20.6%の水準でした。

国内旅行の取扱人数は約120万人で前年同月の約135万人に対して89.3%の水準にありましたが、2019年同月の約235万人に対しては51.3%にとどまりました。総取扱人数は約124万人で前年同月の約137万人に対して90.6%の水準であり、2019年同月の約254万人に対しては48.8%の水準でした。

このデータは、日本の旅行業界が回復の兆しを見せている一方で、2019年の水準にはまだ達していないことを示しています。観光業界のさらなる回復が期待される中で、各旅行業者は引き続き安全対策を講じながら、旅行需要の回復に向けて取り組んでいます。

今回の発表により、旅行業界の現状がより明確になり、今後の対策や計画立案に役立つデータが提供されました。特に海外旅行と外国人旅行の取扱額が増加していることは、国際的な旅行需要の回復を示唆しています。一方で、国内旅行の取扱額が横ばいであることから、国内観光の活性化に向けたさらなる取り組みが必要とされるでしょう。

⇒ 詳しくは観光庁のWEBサイトへ

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