2025年3月26日
労務・人事ニュース
青森県の国道101号の12.3km区間が国の管理へ!
- 看護師/2025年5月1日更新
最終更新: 2025年5月1日 11:34
- 機械オペレーション/梱包/ライン作業 格安食堂完備 半導体の製造·検査 年休137日 社宅費全額補助
最終更新: 2025年5月1日 09:34
- 機械オペレーション/梱包/ライン作業 格安食堂完備 半導体の製造·検査 年休137日 社宅費全額補助
最終更新: 2025年5月1日 09:34
- 看護師/2025年5月1日更新
最終更新: 2025年5月1日 11:34
「一般国道の指定区間を指定する政令の一部を改正する政令」を閣議決定 ~国が管理する区間を指定します~(国交省)
令和7年3月11日、国土交通省は「一般国道の指定区間を指定する政令の一部を改正する政令」を閣議決定した。この政令改正により、一般国道の一部区間の管理主体が変更されることとなる。今回の改正は、国道管理の効率化を目的としており、高速自動車国道と一体となる自動車専用道路の区間や重要都市を連絡する区間など、国が管理する道路の整理・変更が行われることとなった。
具体的には、青森県の一般国道101号の一部区間が新たに国の指定区間に加えられる。対象となる区間は、つがる市柏から木造越水に至る12.3kmの区間である。この指定により、国の管理下で維持修繕や災害復旧が行われることになり、安定的な道路管理が可能となる。また、国道113号においては、山形県長井市今泉から南陽市和田に至る7.6kmの区間が指定区間から除外されることとなった。この変更により、当該区間の管理が県へ移管されることになる。さらに、愛知県においては、国道23号の一部区間が国道指定から外れ、県道へと移管される。対象区間は、豊橋市西浜町から額田郡幸田町大字須美に至る23.0kmの区間であり、今後は県の管理のもとで維持されることになる。
この政令改正により、道路の管理体制が再編されることで、維持管理の効率化が期待される。国道の指定区間として国が管理することにより、維持補修や改修工事がスムーズに行われることが見込まれる。特に、災害復旧の際には国の予算を活用した迅速な対応が可能となり、地域住民の生活道路としての安全性が向上する。また、県道へ移管される区間においては、地域の実情に即した管理が行われることが期待される。県による管理のもと、地域住民のニーズに応じたきめ細かい道路整備が進められる可能性がある。
このような道路管理の変更は、企業の採用市場にも影響を及ぼす可能性がある。国が管理する指定区間の増加により、道路整備・維持管理を担う土木・建設業界の需要が高まることが予測される。特に、道路補修や改修を担う技術者や施工管理者の採用が強化される可能性がある。また、災害復旧の迅速化に伴い、公共インフラの維持管理を専門とする企業においても、新規採用が増加することが考えられる。さらに、県道に移管される区間では、地方自治体の管理体制の強化が求められることから、地方公務員の採用枠が拡大する可能性もある。
これに伴い、道路管理に関する専門知識を持つ人材の需要が高まると予測される。国道の維持・管理を担う企業においては、土木技術者や施工管理技士の確保が急務となるほか、デジタル技術を活用した道路モニタリングシステムの導入が進むことにより、IT技術者やデータ分析の専門職の需要も増加すると考えられる。また、道路管理の効率化を目的とした新たな技術導入が進む中で、スマートシティ関連の技術者も求められることが予想される。
今回の政令改正がもたらす影響は、道路管理の効率化だけでなく、企業の採用市場にも波及すると考えられる。特に、建設業界においては、道路改修工事の受注増加により、新規採用が活発化する可能性が高い。また、県道へ移管される区間では、地方自治体による維持管理業務の増加に伴い、公共事業関連の雇用が創出される可能性がある。こうした変化を受け、企業は適切な人材確保に向けた採用計画を策定する必要がある。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ