2025年4月1日
労務・人事ニュース
静岡の企業が動画で魅力を発信!動画コンテスト2024
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最終更新: 2025年4月30日 22:32
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最終更新: 2025年5月1日 01:10
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最終更新: 2025年4月30日 22:32
動画マーケティングの未来!「動画コンテスト2024」で6社が表彰、AI部門も新設
静岡商工会議所 情報文化部会は、本年度で5回目となる「動画コンテスト2024」の表彰式を開催し、優れた企業動画を制作・発信した6社を表彰した。このコンテストは、企業のブランド力向上や商品・サービスの認知度を高めることを目的に開催されており、会員事業所が制作した動画を対象に評価を行う。今回のコンテストでは、5周年記念の特別企画として「AI部門」が新設され、従来の「企業PR部門」「商品・サービス部門」と合わせて3部門で募集が行われた。
2024年度の動画コンテストには、26社から27作品が応募され、審査委員会が企画力・演出力・技術力・独創性・訴求性といった選考基準をもとに評価を実施した。さらに、一般投票の得点も加味し、各部門で最優秀賞1社、優秀賞1社を選出し表彰した。審査は2023年10月に行われ、受賞作品は商工会議所の公式ウェブサイトで公開されている。
今回、新たに設けられた「AI部門」では、AI技術を活用した動画作品を評価対象とし、最優秀賞には金沢屋日本平店の『孫からの手紙』が選ばれた。この作品は、AI技術を活用しながら、家族の絆を描く感動的なストーリーが特徴的であり、視聴者の共感を呼ぶ仕上がりとなった。優秀賞には、左京商事株式会社の『海の恵み』が選出された。この作品は、AIを駆使した映像編集技術を活用し、美しい海の映像とともに、海産物の魅力を伝える内容が高く評価された。
「企業PR部門」では、有限会社澤田ラジオ商会の『沢田デンキ 静岡』が最優秀賞を受賞した。この作品は、地域密着型の電気店としての役割をPRするものであり、長年にわたる顧客とのつながりやサービスの魅力を温かみのある映像で表現した点が評価された。一方、優秀賞には、株式会社FASTBACKの『ドローンで未来を豊かに!』が選ばれた。こちらは、ドローン技術を活用した未来志向の映像が特徴であり、技術革新とビジネスの可能性を伝える内容となっている。
「商品・サービス部門」では、株式会社深澤自動車修理工場の『災害現場や山間部などの悪路走行に強みを持つ四輪駆動バス』が最優秀賞を受賞した。この作品は、災害時や厳しい環境下での走行性能に優れた四輪駆動バスを紹介するものであり、その機能性や社会貢献性が映像を通じてわかりやすく伝えられている。優秀賞には、丸徳商事有限会社の『R FARM PROJECT ~アールなひりょうと、はたけものがたり』が選出された。この作品は、農業と環境保全をテーマに、独自の肥料開発と持続可能な農業の取り組みを紹介する内容となっている。
「動画コンテスト2024」は、企業が自社の魅力を発信する手段として、動画の活用がますます重要になっていることを示す機会となった。特に、近年のデジタルマーケティングの進展により、動画コンテンツの影響力は高まっており、企業にとってブランド力を向上させる有効なツールとなっている。静岡商工会議所では、今後もこのコンテストを継続し、地域の企業が動画を活用して自社の価値を高める機会を提供していく方針を示している。
また、今回新設された「AI部門」は、最新技術を取り入れた映像制作の可能性を示すものであり、今後の応募作品においてもAI技術を活用した斬新な映像表現が増えることが期待される。企業が動画を活用することは、単に商品やサービスを紹介するだけでなく、企業の理念やストーリーを視覚的に伝える重要な手段となっており、今後さらにその重要性が高まると考えられる。
静岡商工会議所では、動画制作を通じた企業のブランディングやマーケティング支援を強化するため、来年度以降もこのコンテストを開催する予定である。特に、中小企業が手軽に動画を制作し、効果的に活用できる環境を整えることが求められており、今後は動画制作に関するセミナーやワークショップの開催も検討されている。
企業が自社の魅力を最大限に発信するためには、動画の活用が不可欠となっており、今回の受賞企業の成功事例を参考にすることで、さらなる動画マーケティングの可能性を探ることができるだろう。