2024年6月5日
労務・人事ニュース
1級技術検定合格者27,933人、2級40,834人の令和5年度結果速報
令和5年度技術検定結果について(国交省)
令和6年5月27日、不動産・建設経済局建設業課より令和5年度の技術検定結果が発表されました。この技術検定は建設業法第27条及び第27条の2に基づき、国土交通大臣が指定する試験機関が実施する国家資格試験です。技術検定には1級と2級があり、それぞれ第一次検定と第二次検定が行われます。
まず、1級技術検定の結果についてです。令和5年度の1級第一次検定の合格者は43,361人でした。これは前年度に比べて0.81倍の人数です。次に、1級第二次検定の合格者数は27,933人で、こちらは前年度の1.14倍となっています。
次に、2級技術検定の結果についてです。令和5年度の2級第一次検定の合格者は65,416人で、前年度比で0.91倍となっています。2級第二次検定の合格者数は40,834人で、前年度の1.23倍の結果となりました。
各検定種目ごとの合格者数についても詳細が発表されています。
土木施工管理では1級第一次検定の合格者が16,311人、1級第二次検定が9,060人、2級第一次検定が21,339人、2級第二次検定が16,583人となっています。
建築施工管理では1級第一次検定の合格者が10,017人、1級第二次検定が6,544人、2級第一次検定が18,537人、2級第二次検定が6,999人です。
電気工事施工管理では1級第一次検定の合格者が6,606人、1級第二次検定が4,527人、2級第一次検定が5,969人、2級第二次検定が2,816人となっています。
管工事施工管理では1級第一次検定の合格者が5,628人、1級第二次検定が4,471人、2級第一次検定が11,062人、2級第二次検定が8,552人です。
電気通信工事施工管理では1級第一次検定の合格者が3,108人、1級第二次検定が2,138人、2級第一次検定が2,978人、2級第二次検定が1,290人です。
造園施工管理では1級第一次検定の合格者が970人、1級第二次検定が629人、2級第一次検定が2,338人、2級第二次検定が1,401人です。
建設機械施工管理では1級第一次検定の合格者が721人、1級第二次検定が564人、2級第一次検定が3,193人、2級第二次検定が3,193人となっています。
検定種目 | 1級一次検定 | 1級二次検定 | 2級一次検定 | 2級二次検定 |
---|---|---|---|---|
土木施工管理 | 16,311人 | 9,060人 | 21,339人 | 16,583人 |
建築施工管理 | 10,017人 | 6,544人 | 18,537人 | 6,999人 |
電気工事施工管理 | 6,606人 | 4,527人 | 5,969人 | 2,816人 |
管工事施工管理 | 5,628人 | 4,471人 | 11,062人 | 8,552人 |
電気通信工事施工管理 | 3,108人 | 2,138人 | 2,978人 | 1,290人 |
造園施工管理 | 970人 | 629人 | 2,338人 | 1,401人 |
建設機械施工管理 | 721人 | 564人 | 3,193人 | 3,193人 |
これらの合格者は、技術検定の第一次検定に合格すると「技士補」、第二次検定に合格すると「技士」を称することができます。また、1級の技士は建設業法に基づき、監理技術者または主任技術者としての役割を担うことができ、2級の技士は主任技術者として活躍する資格を得ます。さらに、1級の技士補(主任技術者要件を有する者)は、監理技術者の職務を補佐する者となることができます。
これらの詳細な結果や合格者数の推移については、国土交通省のホームページに掲載されており、さらに詳しく確認することができます。興味のある方はぜひ確認してみてください。
以上が、令和5年度の技術検定結果についての詳細です。技術検定に合格した皆様は、今後のキャリアにおいてこの資格を最大限に活用し、建設業界の発展に貢献されることを期待しています。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ